15-22 おぐろの棚田

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15-22 おぐろの棚田
新潟県上越市安塚区朴の木
棚田枚数:158枚
平均勾配:約1/10
主生産品種:米(コシヒカリ)
農作業時期:代かき:4~5月 田植え:5~6月 稲刈り:9~10月 脱穀:9~10月
おぐろの棚田は、国道405号線沿いに4集落(大原・小黒・切越・朴の木)のそれぞれの地形に沿った不整形の田んぼが点在し、中にはハート形の田んぼもあります。この地域では、春には山菜のフキノトウやカタクリの花が雪解けとともに法面に咲き誇り、春作業の到来を告げてくれます。夏にはホタルが飛び交い、秋には手入れされた稲穂と柳葉ひまわりが黄金色に輝き、訪れる人を楽しませています。朴の木の棚田では、小・中学生の協力を得ながら休耕田にみまわり3千本を植えて毎年維持管理に努め、10月中旬には「天空のお花畑」を開催し、訪れる人たち(1日100人程)を楽しませています。
また、小黒集落には新潟県最大級を誇る総ケヤキ造り専敬寺を含む四ヶ寺があり、一時は2,000戸からの檀家があり、賑わっていました。入り口の看板には「巨鐘の鳴る寺の郷」とあり、毎日朝、情緒ある音を響かせています。

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