15-17 中ノ俣

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新潟県上越市大字中ノ俣
棚田枚数:不明
平均勾配:約1/10
主生産品種:米(コシヒカリ)
農作業時期:代かき:4月 田植え:5月 稲刈り:9~10月 脱穀:10月

上越市の西側に連なる西頚城山地の入り口に位置し、桑取川水系の中ノ俣川を中心とした谷あいの集落です。上杉謙信の時代には春日山城の食料基地として、また道が交わる要衝として大変重要な場所でした。人々は古くから、冬の炭焼きに精を出し、深い雪が解け始めると、一斉に山や田んぼに出かけ狩猟採集や農業を行うという暮らしを続けてきました。
自然の厳しさと向き合いながら、その恵みを最大限に生かす知恵と技術が千年以上続き、今も受け継がれている地域です。旧中ノ俣小学校の校舎を活用した体験型学習施設「地球環境学校」では、楽しみながら里山の自然の大切さを学ぶことができます。

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