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- kncl_0915 Museum
- 1F 貨幣（日本貨幣）
- 小型50銭黄銅貨 昭和22年銘
小型50銭黄銅貨 昭和22年銘
戦後の急激なインフレーションを受け、以前に発行された50銭黄銅貨から資材を削減する形で発行されました。この貨幣は発行主体が「日本國（日本国）」となった初の貨幣にして、通常貨幣で菊花紋章が図案に採用された最後の貨幣となります。また、「銭」の単位をもつ貨幣としても最後の貨幣で、これに続いて発行された穴ナシ5円黄銅貨、1円黄銅貨（こちらは後に廃止）以降は「円」単位の貨幣のみ発行されています。
近代貨幣と現行貨幣の狭間にあって戦後色が現れはじめた、時代を示す貨幣といえるでしょう。
※ 発行枚数は2か年累計（単年度発行枚数は不明）
