〈漫画〉「犬狼伝説 紅い足跡」

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映画「ケルベロス 地獄の番犬」の初期台本に
あったエピソードを漫画化した作品。
(なお、初期名称は「ケルベロスの島」で、
内容は映画パンフレットに掲載有り。)

「紅い眼鏡」「犬狼伝説」で語られた
「ケルベロス騒乱」後に国外逃亡を果たした
主人公、「都々目紅一」の海外での逃亡生活を描く。

同じく国外脱出を果たした、
相棒でありながら自らを裏切った「黒崎」を
追う紅一と、紅一を追う日本の公安との
二重の追いかけっ子で物語は進んでいく。

作中で紅一がどうなったかは明確に
明かされていないが、
ラストに登場した翠と思われる女性に
恐らくは暗殺されて幕を閉じたのだと推察する。

結末が無限ループの夢オチであった「紅い眼鏡」と
同様に、この漫画の物語は逃亡先で引き籠もる
紅一が繰り返し見続けている夢の中の話なのか、
それとも現実の出来事の話であるのか不明である。

#押井守
#犬狼伝説紅い足跡

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〈当時物〉「ケルベロス 地獄の番犬」映画フライヤー
押井守監督作品「ケルベロス 地獄の番犬」の 映画フライヤー。 「紅い眼鏡」で有り得た世界線の続編となっている。 プロテクトギアのデザインが大きく異なる。 サブは「モーゼルミリタリー」で変わらないが、 メインアームは「MG42」に変更されている。 銃撃 及び バレル交換のシーンは観る価値有り。 ただしこちらもお決まりのポスター詐欺であり、 ガンアクションシーンはラストにしか存在しない(笑) 時系列的には「紅い眼鏡」カラーパート⇒ 「本作」⇒「紅い眼鏡」グレートパートとなる。 「紅い眼鏡」本編で紅一の持っていた ジュラルミンケース内にはギアではなく 大量の赤いサングラスが入っていたが、 それは今作の終盤に主人公の乾が勝手に持ち出した ギアで公安と交戦し、破損させた為と思われる。 最後は紅一が空港で佇むシーンで物語は終わりを 迎え、ラジオドラマ「紅い眼鏡を待ちつつ」を 挟んで「紅い眼鏡」へと繫がる。 全体的にロードムービー風な作品となっており、 ラストのアクションシーン以外はサウンドトラック と思って聴き流して良いレベル。 台湾で撮影された為、どこか懐かしい日本の田舎を 連想させる景色が観られる。 脚本が公開版とは別のバージョンが有り、 パンフレットにはそちらが掲載されている。 本来なら「ケルベロスの島」という題名になる 予定であった。 後に漫画で出版された「犬狼伝説 紅い足跡」では そちらのストーリーが一部採用されており、 名残を見る事が出来る。 #押井守 #ケルベロス地獄の番犬 #映画フライヤー https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/793 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/981 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/790
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〈当時物〉「ケルベロス 地獄の番犬」映画パンフレット
押井守監督作品「ケルベロス 地獄の番犬」 の映画パンフレット。 作品内容については映画フライヤー等で 既に語ったので、そちらを参照頂きたい。 表紙には映画のメインビジュアルが 掲載されている。 中身としては映画本編には採用されなかった バージョンの脚本である「ケルベロスの島」の 全文が数ページに渡り掲載されており、 そちらを見る為だけに入手する価値が有る1品。 変形版の為、サイズがかなり大きい。 また、タイトルが日本語表記ではなく、 「Stray Dog 〜 KERBEROS PANZER COPS」 の英語表記となっている。 (LD・DVDや、サントラCDのパッケージも 同様に英語で表記されている。) なお、「ケルベロスの島」のエピソードを 使用して後年に漫画化された作品が 「犬狼伝説 紅い足跡」となっている。 #押井守 #ケルベロス地獄の番犬 #映画パンフレット https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/768 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/798 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/790
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〈当時物〉「紅い眼鏡」映画フライヤー
押井守監督の初期映画作品である、 「紅い眼鏡」の映画フライヤー。 好きな人以外には退屈極まりない作品。 冒頭のケルベロス騒乱を描いたカラーシーンだけを 観ればそれで良い作品とも言える(笑) 日本映画で「モーゼルミリタリー」と「MG34」が 一緒に登場する唯一の作品ではないだろうか? キャストは千葉繁や天本英世といった大物が 目白押しで、予算の割に非常に豪華。 元々は当時はまだ駆け出しだった千葉繁の プロモーションビデオを撮影する話だったが、 次第に話が大きくなり、映画化されるまでに なったとの事。 出渕裕のデザインである「プロテクトギア」が とにかく格好良く、タイトルの「紅い眼鏡」は ギアのヘルメットに付いている暗視ゴーグルを 指した物。 また、作中ラストで主人公がアタッシュケースに 隠していた物が大量の「赤いサングラス」だった為、 そちらとのダブルミーニングとなっている。 ちなみに、裏面のプロテクトギアが肩に担いでいる 銃が私のハンドルネームである「MG34」である。 機関銃な為、ギアを着ないと間違っても 人が持って振り回せない様なとんでも兵器である。 (T2でシュワちゃんがガトリングガンを ブン回してたのと殆ど同じ。) 撃たれた相手をミンチにし、音が特徴的な事から 異名は「ヒトラーの電動ノコギリ」。 #押井守 #紅い眼鏡 #映画フライヤー
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〈漫画〉「犬狼伝説」角川書店版
押井守監督作品である映画「紅い眼鏡」の 前日譚にあたる漫画。 「紅い眼鏡」の冒頭で、 主人公達が国外逃亡を図るきっかけとなった 武装蜂起「ケルベロス騒乱」が起きるまでの ストーリーを漫画化した作品。 「紅い眼鏡」の作中では全く分からなかった 細かい設定が深掘りされており、 こちらを読んでから映画を観れば、 まだ少しは映画が観られる物に変わる(笑) 大判コミックがこれよりかなり前に出ており、 映画「人狼」の公開に伴いリバイバル復刻された のがこちらである。 作画は藤原カムイ氏。 昔に東京で開催された個展でお会いして 一緒に写真を撮らせて頂いた事が有るが、 非常に上品で気さくなお方であった。 #押井守 #犬狼伝説 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/789 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/769
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〈漫画〉「犬狼伝説 完結編」角川書店版
「犬狼伝説」の後半を描いた漫画。 映画「人狼」に有った隊員育成所のシーンの 元ネタになったエピソードや、 押井監督のお気に入りのネタである 「立喰師」が話に登場する等、見所が色々と有る巻。 終盤には遂に「ケルベロス騒乱」が勃発。 紅一、蒼、翠の3人が国外逃亡の為に ヘリを目指す場面で物語は幕を下ろす。 そこから映画「紅い眼鏡」の冒頭の カラーシーンへと繫がる事になる。 こちらの漫画には藤原カムイ氏の 描き下ろしイラストが幾つか掲載されているのだが、 そちらが非常に格好良い。 #押井守 #犬狼伝説完結編 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/788 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/769 https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767
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