Beethoven 交響曲第4番 / Carlos Kleiber バイエルン放送交響楽団

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泣く子も黙るオルフェオレーベルの名盤。青のジャケットがセッション録音で赤のジャケットがライブ録音で多くのアルバムがリリースされてましたが今はどうなんだろうか。
さてさて1番好きな指揮者がカルロス・クライバーかも知れない僕のクライバー初体験がこれ。多分、当時レコード芸術の賞を取っていたと思う。録音が、良い。しかもベートーベンの4番という外角低めのボール玉のような(笑)選曲で、僕も4番をこれで初めて聴いた。4番って地味な曲なんじゃないの〜、と期待してなかったのでこの演奏には驚いた!どうやら演奏が凄いのではなくこの演奏をさせてるクライバーが凄いということらしい。こんな地味な曲をこんなに魅せるとは、すごいなビズリーチ!じゃなくて、凄いなカルロス・クライバー!

後年に知ったのは、クライバーは指揮者のくせに指揮できるレパートリーが極めて少なくオハコのベートーベンを中心に好きな曲しか演らずにその指揮者人生を終えたらしい。ん〜、そういうの、好きだ(笑)
誰だったか、世界的指揮者が「あいつは冷蔵庫の食べ物がなくなりそうになるとコンサートをして、お金が入るとまた仕事しなくなる」と揶揄したとか。
しかしまあ、そんなんで後世に残る指揮者になったんだから、やっぱり凄いぞカルロス・クライバー!

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    woodstein

    2023/01/22 - 編集済み

     ベートーヴェンの交響曲では、この4番と5、及び7番はカルロス・クライバーの振った盤がベストと評価されることが多いですね。

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      Furuetti

      2023/01/22

      woodsteinさん、ありがとうございます。グラモフォンの5番と7番も素晴らしいですね、愛聴盤です。まさかの6番も好きです😊

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      woodstein

      2023/01/23

       クライバーの「田園」も興味深い演奏でした。まあ、個人的にはジョージ・セル=クリーブランド管の演奏が好みですけれどね。

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    Mineosaurus

    2023/06/19 - 編集済み

    マーラーのDas Lied von der Erde(大地の歌)という超名演があります。モノラルですが凄いです。歌物は敬して遠ざけていますがこれは凄い。

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      Furuetti

      2023/06/20

      僕も歌物は苦手で選外にしているのですが、、、大地の歌、チェックしてみます。ありがとうございます

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      Mineosaurus

      2023/06/20

      男女のソロ歌手の歌の歌詞が漢詩的で『生も暗い、死も位暗い』という言葉の意味が全体の音楽と詩に込めた人生の玄冬を感じます。それにはあまりレンジが広くなく、色彩感も邪魔をしないモノラルのこの演奏が最適のように今も感じます。

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