玄光社より、雑誌「コマーシャル・フォト」の別冊として1984年頃発行された「特撮CMとコンピューター・グラフィックス」です。
当時、既に日本の特撮や映像技術は映画よりも、資金的に潤沢なCM業界の方が先端を行っていたということで、500以上の名作CMを紹介しながら、日本の映像業界の最先端を余すところなく見せてくれた、非常に楽しめる本でした。
玄光社の雑誌「CM-NOW」はこの本のCM紹介を継承しているところがありますが、その後もこの本の続編的な本は出版されていないのが残念です。
#CM #CF #商業フィルム #特殊撮影 #CG
CRASH AND BURN 場外劇場
2022/02/25 - 編集済みこんな本があったのですね!
80年代は日本特撮冬の時代と言われてますが実際にはCMや博覧会映像で賞を取りまくった黄金期だったんですよね。
昔、白組やアニメーションスタッフルームに見学に行きましたがその技術を生かせない映画やテレビにがっかりしたものです。
幸い白組は「ジュブナイル」以降積極的に進出してますがアニメーションスタッフルームは
「ゴキブリたちの黄昏」や「ノストラダムス 戦慄の啓示」で明暗分けちゃいましたね。
5人がいいね!と言っています。
Jason1208
2022/02/25コメント有難うございます。
映画TV下請けの制作会社は、高度な技術を持ちながら、TV局映画会社は使いこなせずに、キャスティングなど利権争いに明け暮れてる気がしますね。
ちなみにこの本は古書やネットオク等で、ほとんど見たことが無く、結構貴重な本かもしれません。
10人がいいね!と言っています。