小田急 側面方向幕 (指令同期進段式)

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小田急電鉄の側面行先表示器と方向幕です。

小田急の通勤型車両は、最近の新型車両を除いて、
ほぼ全型式で共通の行先表示器が使用されています。

恐らく、形式の異なる車両を連結して運行する際に、
車掌台にある指令器からの指令線を統一させるために、
近年の車両にも、古い指令方式の旧タイプの表示器が
搭載されていたと考えます。

指令方式は、種別側は、マイクロスイッチの位置で、
直接、幕の表示(停止)位置を指示する、直接指令式。
行先側は、全車両一緒に一コマずつ進んで行く、
国鉄車両でお馴染みの、私の得意な(笑)同期進段式。
ひとつの表示器内で、複数の指令方式が混在します。

これは、かつて電動式行先表示器が開発される以前の、
車体側面に種別のみを表示させる、直接指令式の
種別表示器を搭載した旧型車両との併結運転の為に、
新型表示器の種別幕のみを、直接指令とした名残です。
昔は、小田急の他、京急や関西方面など多くの私鉄で、
直接指令式の種別表示器が使用されていました。

この表示器は、4000形の高性能化改造の際に新製され、
車両が廃車後は8000形に引き継がれて使用されました。
表示器のLED化に際して、下ろされた物だと思います。
幕は、種別側がカラー幕となった、最近の物です。

行先表示器が、旧形式から新形式に移設されるのは、
極めて珍しい例で、大手私鉄では小田急くらいです。
新旧の形式が併結運転を行う、小田急ならではですね。

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