大百怪 第一巻 No.5 一本だたら

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《物語》
樹上から落ちる粉雪。陽に照らされキラキラと輝く。
ふと、先行する男が立ち止まった。目の前に大きな足跡。しかも一本足で飛び跳ねたかのように、点々と山の奥まで続いている。
その時。ズシン──。遠くから聞こえた。
積もった雪が落ちる音とは違うようだった。

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#ゲゲゲの鬼太郎

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