'94 ブガッティ EB110 SS (ホットウィール)

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#ミニカー #ホットウィール #ブガッティ #イタリア車

イタリアの自動車メーカー ブガッティ・アウトモビリが、本家ブガッティ創業者エットーレ・ブガッティ生誕110周年を記念して生産したスーパーカー。

本家ブガッティは20世紀初頭に誕生し、高性能マシンの製造で名を馳せた自動車メーカーであったが、1960年代にフランス企業に吸収されている。
その後、イタリアの実業家が商標権を獲得して1987年に設立したのが、このブガッティ・アウトモビリである。

この会社最初で最後の生産車両 EB110は、カーボンファイバー製の車体に最高出力560馬力のV12DOHCクワッドターボエンジンを搭載し、四輪駆動方式を採用するなど洗練されたマシンであったが、誕生から僅か6ヶ月後の1992年に発売されたSS (スーパースポーツ)モデルは、車体にアルミニウムパネルを採用するなどして軽量化し、エンジンも最高出力611馬力までパワーアップ。
最高時速355キロ。 僅か3.1秒で100キロまで加速する高性能ぶりであった。

しかし、ランボルギーニ ディアブロやマクラーレン F1など同時期に誕生したスーパーカーだけでなく、のちに登場するヴェイロンやシロンなどと比べても、知名度は低く過小評価されがちな名車である。
1995年資金難による財政破綻でブガッティ・アウトモビリは倒産。 それによりEB110の生産も終わってしまう。
総生産台数は154台。 そのうちSSは34台しか生産されていない。

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