1988 VALLEY ARTS M SERIES

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・スティーブルカサーが大好き
・どうしてもスティーブルカサーが使ってるバレイアーツが欲しくなり、大学四年生から五年生wの間の春休みに高給だが危険な下町の鉄工場で2週間命がけのバイトして新品を心斎橋の三木楽器で購入
・自分の横で1トンくらいありそうな鉄骨が1日に数回落下してきたりとか、ほんとに死ねそうな職場だった。
・バレイアーツを買うつもりで三木楽器に行ったが、店員にはバレイアーツではなく、バレイアーツの横にあったシェクターのシングルコイルカスタムストラトを勧められた。
・両方試奏したが実際シェクターの方が音は良かった。ひっかくようにピッキングするとストラトらしい噛み付くような音で返ってくるシェクターに対してバレイアーツはストラトっぽくないマイルドな音。ソフトメイプルというよりもワンピースマホガニーのような音
・かなり迷ったが、やはりバレイアーツという"名前"が欲しかったのでバレイアーツを購入
・ホンマもののMade in USAのやつは70万くらいしてとてもじゃないが手が届かなかったので、日本のライセンス生産品(朝日木工による製作)であるMシリーズしか買えなかった。とはいえボディーとネックのジョイント部の精度等、匠と呼べる完成度でホンマものに負けず劣らずの品質だと思う。
・ボディーはソフトメイプル2ピース、ネックはバーズアイが出たメイプルネックにエボニー指板
・ピックアップは当時の流行り物のEMGピックアップ。固い音だがエフェクター乗りは極めて良い
・アームはゴトーのフロイトローズタイプだったが、これも"名前"にこだわり後日ホンマもののフロイトローズに換装。しかしながらホンマものフロイトローズはチューニングはずれやすいしパーツの耐久性も良くなく、結局ゴトーのコピータイプに戻した。日本製の勝ち。
・大学時代から社会人バンド時代を通して基本的にバンド活動では現在に至るまで30年以上の間、この個体がずっとメインギター
・スタジオミュージシャン向けのギターなので非常に幅広いジャンルで活用可能でトラブルも少なく信頼できる機材
・写っているアンプのアンプヘッドは自己所有のマーシャル1987xの改造モデル。見た目は1987xだがプリ回路は実質的に2204。スピーカーキャビネットはレンタルスタジオの備品
・酔っ払ってこのギターを手にするとTOTOのWhite Sisterをよく弾く

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