Marshal Applewhite『UFO Cult』

0

'96年に信者たちと共に集団自殺を遂げた、大宇宙神託系カルト教団『ヘヴンズゲート』の教祖、マーシャル・アップルホワイトのTシャツです。
見る者に何やら切迫感をヒシヒシと伝える教祖の表情と彼の頭に乗っかるUFOのレイアウトが、この教団の特異性を物語っており、大変秀逸なデザインです。

世のカルト教祖には人心を巧みに操り、神を騙りながら私腹を肥やす俗物の『詐欺師』タイプと、教祖本人がこの世の終末やら審判やらを本気で信じて全力投球で信者たちを洗脳する『ホンモノ』の2種類のタイプが存在しますが(どっちも危険だけど)、彼は明らかに後者ですわな。

地球に接近していたヘールポップ彗星を、選ばれし自分たちだけを救済に訪れた神と信じて疑わず、挙げ句の果てグレイ型宇宙人(全身ツルツルのアレ)に近づける為に、全身を剃毛して性器の除去手術までして"来たるべきその日"に備えていたと言うんですから、正真正銘の『ホンモノ』です。
事件後の教団内に残された遺体は、全てナイキのスニーカーを履いた状態だったそうで、ナイキのトレードマークが『彗星っぽいので履いた』っつー徹底ぶりです。もぅ常人には何が何だかさっぱり意味不明です。
この本気ぶり、私利私欲の為に神サマぶってるそんじょそこらのインチキ教祖とは土俵が違います。

#90年代#Tシャツ#カルト教団#カルト教祖
#ヘヴンズゲート集団自殺事件#マーシャル・アップルホワイト#ナイキスニーカー

https://youtu.be/bVvEZJCTvRM?si=X_ixvcy700W8O9Bw

Default