H·H·Holmes『The Murder : H·H·Holmes Constructs Homicide Hotel』

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19世紀末のシカゴで殺人を繰り返した"ホラーホテルの支配人"H·H·ホームズのTシャツです。
この人物を扱った関連書籍や、インスパイアされた創作物は多数ありますが、Tシャツはちょっと珍しいですね。
人の死への好奇心から医学を志し、趣味と実益を兼ねて殺人と金品の窃取の後に死体を解剖、その後医学用検体として死体を闇で高額で売飛ばして得た莫大な利益を、殺人ホテル建築に注いだと言う俄には信じ難い快楽殺人狂。

もう一つ大変興味深い事実として、彼と同時期に"切り裂きジャック"がロンドンの裏町に出現した事です。
ホームズは、地元シカゴで経営するホテルで利用客の殺害を繰り返しておりましたが、時々渡英しており、その間シカゴでは殺人事件がパッタリ止み、帰米するとまた行方不明者が多発していたようです。不可解なことに、イギリス滞在中には切り裂きジャックと思われる連続殺人が発生し、彼が米国に帰ると、これもまたピタリと犯行が無くなっている事が近年の渡航記録の調査で判明しております。

そしてホームズの犯罪が明るみになり、逮捕されると、結局切り裂きジャックも犯人が分からぬまま迷宮入りとなっております。

切り裂きジャックもホームズ同様に、人体構造を熟知した医学の心得のある者の犯行とされているなど共通点も多々あります。

近年著名なミステリー作家が私財を投じて徹底調査の末、ジャックの犯人は近所に住む画家と断定したそうですが···。
個人的にはこちらの『切り裂きジャック=ホームズ説』を推したいですね。

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