ひばり書房 ヒットコミックス40 幻色の孤島

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1983年4月16日発行
発行所 (株)ひばり書房

昭和58年(1983年)にひばり書房より刊行された「ヒットコミックス40 幻色の孤島」です。
「幻色の孤島」は昭和47年(1972年)に虫プロ商事の虫コミックスからオリジナル初版が刊行され、その後、昭和51年(1976年)にひばり書房に引き継がれた短編集で、「ぼくらの先生」「お~いナマズくん」「かわいい少女」「幻色の孤島」「つめたい汗」「猟人」「人魚」の7編が収録されています。
得体の知れない動物や植物が跋扈する孤島で暮らす記憶喪失の男の、夢とも現実ともつかない奇妙な体験を描いた表題作「幻色の孤島」。動物が大好きで心優しく、生徒全員から“大仏先生”と慕われている教師の誰にもいえない裏の顔を描いた「ぼくらの先生」。伝説の大ナマズと少年の心温まる共生関係を描いた異色のファンタジー「お~いナマズくん」。昭和42年(1967年)、虫プロ商事から発行されていた漫画雑誌「COM」に掲載されたデビュー作「つめたい汗」など、本巻に収録されている作品の作風は実に多彩で、改めて日野日出志ワールドの奥深さを感じます。
ちなみにひばり書房版には時期によってタイトルが「幻色の孤島」ではなく「ぼくらの先生」になっているバージョンのものがありますが、中身は同じです。

#ホラー #漫画 #日野日出志 #ひばり書房

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  • Animals 16

    Jason1208

    2022/09/15 - 編集済み

    「おーいナマズ君」を、かなり昔の少年キング誌で読んだ記憶があります。意外と、読んでいるものですね。

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      dape_man

      2022/09/16

      少年画報、少年キング、少年サンデー、少年アクションなど、70年代に日野先生の漫画は少年漫画誌に幅広く掲載されているんですよね。「お〜いナマズくん」はほのぼの系で良かったですね(笑)

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