双葉社 双葉社スーパームック アントニオ猪木引退記念 ファイト縮刷版

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[発行]1998年4月30日
[発行所]株式会社双葉社

平成10年(1998年)に双葉社より刊行された「双葉社スーパームック アントニオ猪木引退記念 ファイト縮刷版」です。
かつて新大阪新聞社が発行していたプロレス専門タブロイド紙「週刊ファイト」の、“燃える闘魂”アントニオ猪木に関する記事だけを集めた縮刷版です。
アントニオ猪木が日本プロレスに復帰した昭和42年(1967年)に創刊され、以降、猪木と共に歩んできたと言っても過言ではない「週刊ファイト」。「プロレスは底が丸見えの底無し沼」の名言で知られる“I編集長”こと井上義啓氏の個人新聞か、というぐらい偏った紙面構成が特徴のプロレス専門紙でしたが、タブロイド紙という紙面形態と相俟って、「ゴング」とも「プロレス」とも異なる独特の存在感を放っていました。村松友視氏のプロレスに関する一連の著作や、ターザン山本以降の「週刊プロレス」にも影響を与えた同紙の姿勢は、まさに“元祖活字プロレス”と呼ぶに相応しいものだったと思います。

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