角川書店 角川文庫 当然、プロレスの味方です 過激な生存の哲学

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昭和五十七年六月二十日 初版発行
昭和五十七年七月三十日 再版発行
発行所―株式会社角川書店

昭和57年(1982年)に角川書店より刊行された「当然、プロレスの味方です 過激な生存の哲学」です。昭和55年(1980年)に情報センター出版局より刊行されたものの、出版社を変えての文庫版になります。
前年(昭和56年)、二度に渡り直木賞候補となり、この年遂に「時代屋の女房」で同賞を受賞した村松氏。次々と著作が出版各社から刊行され、一躍“時代の寵児”となった感がありましたが、一方で氏が“過激なプロレス”と位置付け、村松プロレス哲学の根幹を成していたアントニオ猪木のプロレスが、猪木の糖尿病による影響もあり、すっかり精彩を欠いていたのは皮肉でした...
表紙画と挿画は引き続き山藤章二氏。解説は、村松氏が中央公論社の編集者時代から交流があった俳優の伊丹十三氏です。

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