ポピー アカレンジャー ミニサイズ レッドビュート付き 当時物

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『秘密戦隊ゴレンジャー』は、昭和50年(1975年)から昭和52年(1977年)にかけてNET(現:テレビ朝日)系で放映された、石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)原作・東映制作による特撮ヒーロー番組です。
昭和50年春に行われた関西の毎日放送と朝日放送のネットチェンジ、いわゆる“腸捻転”の解消により、NET系列からTBS系列へと移ってしまった『仮面ライダー』シリーズの穴埋めとして企画され、スタートした番組でしたが、5人のヒーローを色分けでキャラクターを明確にした判り易さ、バリブルーンを始めバリタンク・バリキキューンといったユニークなメカニックの魅力、回を重ねるごとにどんどんコミカルさを増してゆく敵の仮面怪人たちなどが子供たちに大いに受け、同日にスタートしながらも3クールで終了した『仮面ライダーストロンガー』を尻目に、番組は2年間続き、低迷する特撮ヒーロー番組の中で一人気を吐く大ヒット作となりました。
ところで現在では“スーパー戦隊シリーズ”の始祖として扱われている作品ですが、個人的には石ノ森ヒーローである『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』が“スーパー戦隊シリーズ”に組み込まれていることにはやや違和感があります...

世界征服を企む悪の組織「黒十字軍」によって壊滅させられた、国際秘密防衛機構イーグル日本ブロックの生き残りによって結成されたゴレンジャー。そのリーダーが、イーグル関東支部の生き残り、海城剛が転換(変身)するアカレンジャーです。
∞型のアイマスクと額に数字の“1”が入ったデザインのマスクの赤いヒーローで、仲間思いの熱血漢。額の“1”にあしらわれた翼の装飾や他のメンバーよりも大きな襟、腰に下げたシルバーショットなど、アカレンジャーのみスーツが特化している部分が多く、そうした差異がリーダーとしての存在感を際立たせていましたね。また、専用武器として鞭(レッドビュート。ニューゴレンジャースーツ導入後はニューレッドビュート)をメインで使うのが特撮ヒーローとしては斬新でした。(アニメでは月光仮面がいましたけど)
転換前の海城剛を演じたのは誠直也氏。
円谷プロの『ファイヤーマン』岬大介役でもお馴染みの俳優さんですが、奇しくもファイヤーマンも赤いヒーローでしたね。

そんなアカレンジャーの、ポピー製当時物のミニサイズソフビです。
造形的には如何にも当時のミニソフビといった感じですが、それでも両腕・腰の他に首が可動し、専用武器のレッドビュート(画像4枚目)も付いているという、この手の廉価帯のアイテムにしては意外にプレイバリューが高いのが良いですね。レッドビュートは細いビニールチューブに針金が入ったチープなものですが、未開封品でない限り無くなっていることが多いので、こうして残っているのは結構貴重だったりします。(このアカレンジャーは元々未開封品だったものを開封しました)
単品売りの他、セット売りで販売されました。

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