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- 小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス超全集
小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス超全集
2007年5月22日 初版第1刷発行
発行所/小学館
平成19年(2007年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス超全集」です。
“ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品”として、平成18年(2006年)4月から平成19年(2007年)3月にかけて放映された『ウルトラマンメビウス』の軌跡を振り返ったムック本です。三面写真付きの怪獣・星人・メカ紹介やテレビシリーズ全話のエピソードガイドなど、『ウルトラマンメビウス』の基本的なガイドブックとしては申し分のない内容だと思います。その一方で、ページ数に余裕が無かったのか、出演者・スタッフの声が聞けるインタビューや座談会、そして、怪獣・星人のデザイン画の類が無かったのがちょっと残念ですね。
M78星雲系ウルトラマンシリーズの世界観を受け継ぐ『ウルトラマンメビウス』は、「光の国」や「ウルトラ兄弟」といった言葉に特別な思い入れを持つ昭和ウルトラマン世代には堪らないテレビシリーズでしたね。『ウルトラマン80』の教師編にケジメをつけた第41話「思い出の先生」や『ウルトラマンA(エース)』で途中退場した南夕子が北斗星司と35年ぶりの再会を果たす第44話「エースの願い」など、かつてのシリーズを補完するような名エピソードもあり、まさにM78星雲系ウルトラマンシリーズの集大成といった感がありました。(個人的には内山まもるの『ザ・ウルトラマン』の世界観を実写化したような第16話「宇宙の剣豪」も印象深いです)
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Jason1208
2021/12/28 - 編集済み「メビウス」は、“ウルトラ兄弟”や“ウルトラマンキング”などなど主に第二期ウルトラシリーズの登場キャラクターや扱いが難しい後付け設定を、ドラマ的に整合性が取れるように努力していたように思います。
「ウルトラ兄弟」→光の国の宇宙警備隊員たちに兄弟という概念は無い。だが地球人が兄弟と呼んでくれるから、「ウルトラ兄弟」という概念を互いの絆として受け容れた。
こういう考え方はちょっと感心しました。
ザムシャーも再登場を期待したいキャラクターですね。
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dape_man
2021/12/29メインライターであり、シリーズ構成も手掛けたのが昭和の特撮やアニメに関する著作が多い赤星政尚氏なので、かなりマニアックなところまで拾っていましたね。ザムシャーが載ってきたオオシマ彗星を発見したのが、かつての矢的猛の教え子の一人で、天体観測好きの大島明男だったというのはマニアックにも程があるだろ、と思いました(笑)
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