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小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 大決戦!超ウルトラ8兄弟 超全集
2008年10月4日 初版第1刷発行 発行所/小学館 平成20年(2008年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 大決戦!超ウルトラ8兄弟 超全集」です。 同年9月に公開された映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』のムック本です。豊富なスチール特写による名場面再録・キャラクター紹介に出演者・スタッフインタビュー、登場怪獣・メカニック図鑑、NG稿まで含めたデザイン画の類までしっかりと掲載された、これぞ「超全集シリーズ」という構成で、“大きなお友達”も充分満足出来る内容です(笑) 個人的には初期企画の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2』で登場が予定されていたという「グランドタイラント」(タイラントに、更にゴモラ・エレキング・ツインテール・バキシム・アストロモンスが合体したケンタウロス風の合体怪獣)のデザイン画(画像8枚目)を見ることが出来たのが収穫。偉大な先達たちが遺してくれた名獣たちをよくもまぁここまで...という感じのトチ狂ったデザインの怪獣ですが、ここまで弾けているとむしろ清々しい。ウルトラマンタロウが主役に予定されていたという『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2』共々、実現して欲しかったところです。 #ウルトラマン #ウルトラセブン #帰ってきたウルトラマン #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ウルトラマンメビウス #ウルトラマンティガ #ウルトラマンダイナ #ウルトラマンガイア #小学館 #てれびくん #円谷プロ #怪獣
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小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス超全集
2007年5月22日 初版第1刷発行 発行所/小学館 平成19年(2007年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス超全集」です。 “ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念作品”として、平成18年(2006年)4月から平成19年(2007年)3月にかけて放映された『ウルトラマンメビウス』の軌跡を振り返ったムック本です。三面写真付きの怪獣・星人・メカ紹介やテレビシリーズ全話のエピソードガイドなど、『ウルトラマンメビウス』の基本的なガイドブックとしては申し分のない内容だと思います。その一方で、ページ数に余裕が無かったのか、出演者・スタッフの声が聞けるインタビューや座談会、そして、怪獣・星人のデザイン画の類が無かったのがちょっと残念ですね。 M78星雲系ウルトラマンシリーズの世界観を受け継ぐ『ウルトラマンメビウス』は、「光の国」や「ウルトラ兄弟」といった言葉に特別な思い入れを持つ昭和ウルトラマン世代には堪らないテレビシリーズでしたね。『ウルトラマン80』の教師編にケジメをつけた第41話「思い出の先生」や『ウルトラマンA(エース)』で途中退場した南夕子が北斗星司と35年ぶりの再会を果たす第44話「エースの願い」など、かつてのシリーズを補完するような名エピソードもあり、まさにM78星雲系ウルトラマンシリーズの集大成といった感がありました。(個人的には内山まもるの『ザ・ウルトラマン』の世界観を実写化したような第16話「宇宙の剣豪」も印象深いです) #ウルトラマンメビウス #ウルトラマン #ウルトラセブン #帰ってきたウルトラマン #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ウルトラマンタロウ #ウルトラマンレオ #ウルトラマン80 #ゾフィー #小学館 #てれびくん #円谷プロ #怪獣
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小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 超全集
2006年10月10日 初版第1刷発行 発行所/小学館 平成18年(2006年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 超全集」です。 同年9月に“ウルトラマンシリーズ誕生40周年記念映画”として公開された映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のムック本です。ビジュアル重視のストーリー紹介にキャラクター図鑑など、基本的には“小さなお友達”向けの誌面構成なんですが、スタッフインタビューや出演者座談会、各種設定資料などの収録も充実している辺りは、さすが“大きなお友達”からの支持も厚い「超全集シリーズ」ならでは。しかも映画のクライマックス部分のコミカライズを、あの内山まもる先生に描き下ろしで描かせるこだわりぶりは、もはや確信犯的としか言いようがありません(笑) 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』は、歴代ヒーローの客演ものとして実に理想的な作品でしたね。黒部進氏(ハヤタ)・森次晃嗣氏(モロボシ・ダン)・団時朗氏(郷秀樹)・高峰圭二氏(北斗星司)といった当時のオリジナルキャストを単なる顔見せではなく、がっつりストーリーに絡ませていたのが良かったです。しかも変に若作りしないで、ちゃんと相応に歳を取っていて、人間的な“深み”を増して描かれていたのに感心しました。昭和ウルトラマン世代は涙無くして観られない映画です。 #ウルトラマンメビウス #ウルトラマン #ウルトラセブン #帰ってきたウルトラマン #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ウルトラマンタロウ #ゾフィー #小学館 #てれびくん #内山まもる #円谷プロ #怪獣
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小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス ジャッカル軍団大逆襲!!
2009年6月3日 初版第1刷発行 発行所/小学館 平成21年(2009年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス ジャッカル軍団大逆襲!!」です。 平成19年(2007年)に「てれびくん」誌上において、『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟』で本格的にウルトラ漫画に復帰した、内山まもる先生のシリーズ第2弾で、「てれびくん」2008年3月号から2009年3月号にかけて連載された分を単行本にまとめたものです。 前作『超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟』がメロス復活というサプライズこそあったものの、正直なところ、個人的にはやや物足りなく感じた部分があったので、「やはり現在の円谷プロの“縛り”の中では内山まもるの良さは発揮できないのかな...」と思ったのですが、ところがどっこい、連載2年目に入り、内山先生は『ウルトラマンメビウス外伝』という枠の中でとんでもない暴走を始めました。 メロスの宿敵・ジャッカル大魔王の復活(実はかつてのジャッカル四天王の一人が二代目を襲名)、宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部代表・ゾルビーの再登場、30年ぶりに明らかになったファイタス(メロスの弟)の素顔、そして、オリジナルキャラクターの女ウルトラ戦士・アウラの意外な出自(彼女の父親は初代ジャッカル軍団との戦いで、メロスを庇って戦死したウルトラ28人衆の中の一人だった!)... そう、この物語は『ウルトラマンメビウス外伝』の体裁を借りてはいますが、まぎれもなく『ザ・ウルトラマン』の続編になっているんですね。しかも、昭和の時代と違っていろいろと制約がある中で、良い意味でケレン味に溢れる内山節が堪能出来るのが何よりもうれしい。かつて『ザ・ウルトラマン』に心躍らせた世代にこそ読んでほしい平成の内山ウルトラ漫画です。 #内山まもる #ウルトラマンメビウス #ウルトラマン #ウルトラセブン #帰ってきたウルトラマン #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ウルトラマンタロウ #ウルトラマンレオ #ザ・ウルトラマン #小学館 #てれびくん #円谷プロ
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小学館 てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟
2008年4月8日 初版第1刷発行 発行所/小学館 平成20年(2008年)に小学館より刊行された「てれびくんデラックス愛蔵版 ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟」です。 平成19年(2007年)3月に放映が終了した『ウルトラマンメビウス』の“その後”を、あの内山まもる先生が描いた漫画で、「てれびくん」2007年6月号から2008年2月号にかけて連載された分を一冊にまとめたものです。 内山先生が自由に描けた昭和の時代と違っていろいろと制約がある中、かつての『ザ・ウルトラマン』のような熱くて壮大なウルトラ漫画を期待する向きには物足りない内容かも...ですが、それでも内山ウルトラを語る上で外すことの出来ない名キャラクター、メロスがまさかの再登場を果たしたり、新マンが体を倍の大きさに巨大化させる漫画オリジナルの大技、ウルトラダブルを繰り出したりと、往年のファンに向けたとしか思えない描写もあり、『ウルトラマンメビウス外伝』の枠の中でも可能な限り“内山節”を披露してくれているのが嬉しいです。 #内山まもる #ウルトラマンメビウス #ウルトラマン #ウルトラセブン #帰ってきたウルトラマン #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ウルトラマンタロウ #ウルトラマンレオ #ザ・ウルトラマン #小学館 #てれびくん #円谷プロ
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小学館 スーパークエスト文庫 ウルトラセブン VOL.1 狙われた星
1995年2月1日 初版第1刷発行 発行所 株式会社 小学館 平成7年(1995年)に小学館のスーパークエスト文庫から刊行された「ウルトラセブン VOL.1 狙われた星」です。 実相寺昭雄氏が「ウルトラマン VOL.1 ゴールドラッシュ作戦」に続いて発表した、オリジナルストーリーによる『ウルトラセブン』の小説です。 地球の豊かな自然に目を付け、植民地にしようと企むアルベリッヒ星人の侵略を描いた、かつて自身が演出を手掛けた「狙われた街」の姉妹編ともいえるストーリーですが、星人が操る機械獣ネオ・ゴルトスがカプセル怪獣ミクラスと交戦するなど、こちらも娯楽度はかなり高めになっています。『怪奇大作戦』のSRIが意外な形で登場するなど、円谷特撮ファンならニヤリとする小ネタがちりばめられているのも見逃せないところです。 こちらもタイトルが「VOL.1」となっていますが、やはり続編が出ることはありませんでした。 #ウルトラセブン #実相寺昭雄 #小学館 #スーパークエスト文庫 #円谷プロ #怪獣
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小学館 スーパークエスト文庫 ミラーマン 鏡の黙示録
1994年11月1日 初版第1刷発行 発行所 株式会社 小学館 平成6年(1994年)に小学館のスーパークエスト文庫から刊行された「ミラーマン 鏡の黙示録」です。 円谷プロが昭和46年(1971年)に制作した巨大変身ヒーロー物『ミラーマン』の小説で、テレビ本編の最終回から7年後、鏡京太郎やS・G・Mのメンバーのその後が描かれています。 テレビ本編にも登場したダークロン、マヤザウルスが登場しますが、個人的にはマヤザウルスよりもダークロン(この小説ではダークロンⅡ)を強敵として描いているところがポイント高いです。 #ミラーマン #野添梨麻 #小学館 #スーパークエスト文庫 #円谷プロ #怪獣
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小学館 スーパークエスト文庫 ウルトラマン VOL.1 ゴールドラッシュ作戦
1993年10月20日 初版第1刷発行 発行所 株式会社 小学館 平成5年(1993年)に小学館のスーパークエスト文庫から刊行された「ウルトラマン VOL.1 ゴールドラッシュ作戦」です。 『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで見せた独特な映像表現で、今なお熱狂的なファンが多い実相寺昭雄氏。そんな氏が『ウルトラマン』放映当時、テレビシリーズ用に考えていたものを「うろおぼえの記憶の断片と、手元に残っていたちょっとしたメモから、再構成をし、劇画のような小説にしたもの」が本作です。 ストーリーは地底から現れたジグリスと、海から現れたムンデラーという二大怪獣が登場する、実相寺監督のイメージからするとちょっと意外なド直球の娯楽巨編です。もちろん設定はテレビ本編に準じたものになっているので、ちゃんと科学特捜隊の隊員が登場しますし、その隊員たちの会話の中で『ウルトラマン』に登場した怪獣たちの名が語られるなど、ファンには堪らない内容となっています。 なお、タイトルが「VOL.1」となっていますが、続編が出ることはありませんでした... #ウルトラマン #実相寺昭雄 #小学館 #スーパークエスト文庫 #円谷プロ #怪獣
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ⑦ 梶田興治監督作品集
昭和60年5月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 第7巻は「梶田興治監督作品集」です。 収録作品は、「マンモスフラワー」「甘い蜜の恐怖」「変身」「悪魔っ子(悪魔ッ子)」「206便消滅す」の5話。梶田氏は東宝で本多猪四郎監督のチーフ助監督を長く務めた方で、制作第1話の「マンモスフラワー」を始め、まだ『UNBALANCE』路線だった頃に活躍された監督。手掛けたエピソードは怪獣あり、SFあり、ホラーありとバラエティに富み、その後の『ウルトラQ』の礎を築いたといっても過言ではないと思います。 巻頭に「ゴメスを倒せ!」「育てよ!カメ」「クモ男爵」で特技監督を務めた小泉一氏の寄稿、巻末には梶田興治氏へのインタビューが収録されています。 以上、全7巻。 DVDやブルーレイ、あるいはネットの動画配信などで、手軽に『ウルトラQ』が視聴出来る今となってはあまり意味の無い書籍なのかも知れませんが、私にとっては『ウルトラQ』を語るうえで決して欠かすことの出来ないアイテムです。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ⑥ 飯島敏宏監督作品集
昭和60年4月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 第6巻は「飯島敏宏監督作品集」です。 収録作品は、「SOS富士山」「地底超特急西へ」「虹の卵」「2020年の挑戦」の4話。飯島敏宏氏はウルトラシリーズを代表する侵略宇宙人、バルタン星人の生みの親の一人ですが、「2020年の挑戦」に登場するケムール人はそんなウルトラシリーズにおける侵略宇宙人の嚆矢ともいえる存在ですね。その一方で「ケムール星人」ではなく「ケムール人」と呼ばれていることから、「あるいはケムール人は宇宙人ではなく、地球人類の未来の姿なのかも...?」という解釈も出来ることから、今もってミステリアスなヴェールに包まれている存在です。 巻頭に「虹の卵」「2020年の挑戦」で特技監督を務めた有川貞昌氏の寄稿、巻末には飯島敏弘氏へのインタビューが収録されています。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ⑤ 野長瀬三摩地監督作品集(下)
昭和60年3月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 第5巻は「野長瀬三摩地監督作品集(下)」です。 収録作品は、「ガラモンの逆襲」「海底原人ラゴン」「南海の怒り」「ゴーガの像」の4話。「ガラモンの逆襲」と「ゴーガの像」は、「バルンガ」「東京氷河期」に続く、巨大怪獣の東京襲撃ものですね。和製半魚人の傑作、ラゴンの回も面白いですし、個人的に野長瀬監督作品は“ハズレ”が少ない、という印象があります。 巻頭に「ゴーガの像」の脚本を手掛けた上原正三氏の寄稿、巻末には野長瀬三摩地氏へのインタビューの続きや、「ガラモンの逆襲」「海底原人ラゴン」「南海の怒り」「ゴーガの像」で特技監督を務めた的場徹氏へのインタビューが収録されています。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ④ 野長瀬三摩地監督作品集(上)
昭和60年2月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 第4巻は「野長瀬三摩地監督作品集(上)」です。 収録作品は、「ぺギラが来た!」「バルンガ」「東京氷河期」の3話。12番目に制作された「ゴメスを倒せ!」で純怪獣路線へと転換した『ウルトラQ』ですが、東宝から出向してきた野長瀬氏が手掛けた「ぺギラが来た!」「東京氷河期」に登場する冷凍怪獣ペギラは、そんな純怪獣路線の『ウルトラQ』を代表する人気怪獣の一体ですね。ペギラは井上泰幸氏の初稿デザインを成田亨氏がリファインし、着ぐるみ造形を高山良策氏が手掛けていますが、この黄金コンビが初めて手掛けたペギラこそ、本当の意味での“ウルトラ怪獣第1号”といっていいかも知れません。 巻頭に『ウルトラQ』で特撮班のカメラマンを務めた高野宏一氏の寄稿、巻末には野長瀬三摩地氏へのインタビューや、「ぺギラが来た!」「東京氷河期」で脚本を全て手掛けた山田正弘氏との対談が収録されています。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ③ 中川晴之助監督作品集
昭和60年1月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 第3巻は「中川晴之助監督作品集」です。 収録作品は、「育てよ!カメ」「鳥を見た」「カネゴンの繭」の3話。中川監督作品はどれも子供を主人公にしているのが特徴ですが、特に「カネゴンの繭」は万城目淳や江戸川由利子といったお馴染みの面々が唯一登場しないイレギュラー回でありながら、風刺の効いた秀逸なストーリーや、カネゴンのデザインの素晴らしさもあって、『ウルトラQ』を代表する一編となっています。 巻頭に『ウルトラQ』の音楽を手掛けた宮内國郎氏の寄稿、巻末には中川晴之助氏と、『ウルトラQ』で中川監督作品の脚本を全て手掛けた山田正弘氏の寄稿が収録されています。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ② 円谷一監督作品集(下)/満田かずほ監督作品集
昭和59年12月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 第2巻は「円谷一監督作品集(下)/満田かずほ監督作品集」です。 収録作品は、「五郎とゴロー」「ガラダマ」「あけてくれ!」「宇宙指令M774」「燃えろ栄光」の5話。番組を代表する人気怪獣、ガラモンが初めて登場する「ガラダマ」や、本放送では放映が見送られた異色作「あけてくれ!」など、こちらもバラエティに富んでいますね。 巻頭に「あけてくれ!」の脚本を手掛けた小山内美江子氏の寄稿、巻末には、満田かずほ氏と、ナレーターの石坂浩二氏の対談が収録されています。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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小学館 小学館文庫 フィルム・ブックス ウルトラQ① 円谷一監督作品集(上)
昭和59年12月10日 初版第1刷発行 発行所 小学館 1960年代後半に生まれた私はリアルタイムで『ウルトラQ』を知らない世代なんですが、それだけにこの番組に対しては憧憬と畏敬の念が入り交じった思いがあって、どうしても特別視してしまうところがあります。 リアルタイムを知らない、という点では『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』も同じなのですが、この二作に関しては比較的再放送の機会が多かったせいか、そこまで特別視することは無いのですが、『ウルトラQ』は、私が物心ついてからは再放送がほとんど無く(あっても自分の住む地域では放映されなかったり...)、情報が怪獣図鑑やムックなどに載っている断片的なものしかないこともあって、私の中で「幻のテレビ番組」にも等しい位置付けになっていったのです。 やがて80年代に入り、家庭用ビデオデッキの普及と共に昔の特撮映画やテレビのビデオソフト化が始まります。昭和58年(1983年)、遂に『ウルトラQ』もソフトのリリースが開始されました。しかし、当時のビデオソフトは一本一万円以上するシロモノで、東映ビデオから発売された『ウルトラQ』のビデオソフトも一本12800円。とてもじゃないけど当時高校生の私には手が届くようなものではありませんでした。レンタル店も既に登場していましたが、料金が高かったし(当時、ソフトの定価の一割がレンタル料金の相場でした)、何よりも『ウルトラQ』のようなマニアックなタイトルを置いてある店は近くには無かったのです。 そんな時代に重宝したのがこの小学館文庫の「フィルム・ブックス ウルトラQ」です。 書籍ですから、当然映像が動くわけでも無く、音が出る訳でも無いのですが、それでも「全話全カット収録」というのは非常にありがたく、この本でやっと『ウルトラQ』の全容を知ることが出来ました。 文庫本サイズなのでコマも文字も非常に小さいのですが、『ウルトラQ』を渇望していた当時の私には、それでも充分過ぎるほどの内容でした(今読み返すと、老眼になってしまった私には辛いものがありますが...笑)。 記念すべき第1巻は「円谷一監督作品集(上)」です。(このシリーズは監督別の作品収録という構成が画期的だったと思います) 収録作品は、「ゴメスを倒せ!」「クモ男爵」「宇宙からの贈りもの」「1/8計画」の4話。ゴジラの着ぐるみを使った王道の怪獣もの「ゴメスを倒せ!」から、怪獣が出てこない本格SFの「1/8計画」までバラエティに富んでいますね。 巻頭には円谷一氏の実弟、円谷皐氏の寄稿、巻末には満田かずほ氏・佐原健二氏・桜井浩子氏・西條康彦氏らによる座談会が収録されています。 #小学館文庫 #フィルム・ブックス #円谷プロ #怪獣 #ウルトラQ
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