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別冊宝島 映画宝島 怪獣学・入門!
1992年7月2日発行
発行所 JICC(ジック)出版局
平成4年(1992年)にJICC出版局(現:宝島社)から刊行された「別冊宝島 映画宝島 怪獣学・入門!」です。
ゴジラと天皇制、ウルトラマンのイデオロギー性、ウルトラ怪獣とモダンアートといった具合に、怪獣映画や特撮ヒーロー番組を、政治・宗教・民俗学などの気鋭の論客たちがアカデミックなアプローチで論じた一冊です。
今でこそこの手の怪獣・特撮に関するムック本も多く目にするようになりましたが、その嚆矢ともいえる本ですね。個人的には、今でもこの本を越える、知的興奮に溢れる怪獣・特撮本は無いと思っております。
ちなみに初版にはあのウルトラセブン第12話に関するコラムが掲載されていますが(画像8枚目)、再版以降は別記事に差し替えられてしまったという曰く付きの本でもあります。
#別冊宝島 #ゴジラ #ウルトラマン #東宝 #円谷プロ #怪獣 #ウルトラセブン第12話
woodstein
2019/06/08第12話に関しては、私の展示アイテム『FLASH 2005年11月22日号』も参考にしていただければ、と思います。
https://muuseo.com/woodstein/items/63?theme_id=11453
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dape_man
2019/06/09その雑誌、私も所有しております。晩年の佐々木守氏の12話に対するスタンスがよく判る、貴重な資料ですよね。
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Jason1208
2021/06/24 - 編集済みこの本は、当時ベストセラーになった「ウルトラマン研究序説」(1991)という本が嫌いなライターが集まって書いた、ということを聞いたことがあります。
アカデミズムを気取った「ウルトラマン…」に、反感持つ気持ちも分かるんですよね。
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dape_man
2021/06/26本を開いてすぐに「『ウルトラマン研究序説』を焼き捨てろ!」ですからね(笑)
このまえがき書いたの多分、町山智浩さんだと思いますが、らしいですよね。
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オマハルゲ
2021/06/24 - 編集済みこの本の再販で「12話」の記述が差し替えになったのは知りませんでした。
12話は一時期アメリカで発売された正規盤で合法的に視聴可能でした。それでもカットされたシーンがあって、そのシーンが入ったヴァージョンも非合法で出回ってますね。(以前書いた気もしますが)
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dape_man
2021/06/26ドラキュラ版とかTNT版とか、いろいろバージョンがありますよね。
DVD発売の際、12話のデジタルリマスターも行われたらしいのですが、それが陽の目を見る日は来るのでしょうか。
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