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2006年スタート。岡山県瀬戸内市で、真鍮素材を中心にスプーン等のカトラリー・雑貨・アクセサリーを制作。 たたいたり切ったり、ひとつひとつ人の手で生み出される作品はそれぞれが異なる表情を持つ。使うたびに少しうれしい気持ちになれるもの、末永く使ってもらえるようなもの作りが信条。スポークをはじめとする作品は全国のセレクトショップなどで購入可能。
2006年スタート。岡山県瀬戸内市で、真鍮素材を中心にスプーン等のカトラリー・雑貨・アクセサリーを制作。 たたいたり切ったり、ひとつひとつ人の手で生み出される作品はそれぞれが異なる表情を持つ。使うたびに少しうれしい気持ちになれるもの、末永く使ってもらえるようなもの作りが信条。スポークをはじめとする作品は全国のセレクトショップなどで購入可能。
日本文化は杉とともに。針葉樹を家具に活かす
ウォルナット、マホガニー、チークと聞けば、家具を思い浮かべる人は多いはず。しかし杉と聞いた時はどうだろう。まず連想するのは、残念ながら花粉ではないだろうか。針葉樹は家具には向かない。花粉を飛散させる。どうもネガティブなイメージがつきまとう。
太平洋戦争後の復興期に植えられた杉の木が、いま伐り頃を迎えている。当時、最優先課題だった住宅供給の需要に応えるべく国策として大量に植えた杉の木が、現在は上手く活用されず日本の森林管理を悩ませている。
グループモノ・モノ編集の書籍『杉でつくる家具』では、肘掛け椅子、ベビーチェア、サイドテーブルなど、いずれも素朴な木肌と洗練されたデザインが融合する魅力的な家具が紹介されている。ページをめくるうちにひとつの疑問が湧いてきた。
「本当に杉は家具に向かないのだろうか」
東京都国立市の公団住宅の一角にある、シェア工房「クミタテ」を訪ね、同著のテキスト監修をつとめた家具デザイナーの笠原嘉人さんにお話を聞いた。
座談会「これだけは言わせて、日本の現代アート事情」
2008年春。活気あるビジネス街丸の内で、次世代を担う7つの若手ギャラリーによる展覧会が開催された。ニュートーキョーコンテンポラリーズと名付けられたそのイベントは好評を博し、同名のアソシエイションとして発足。東京のアートシーンの活性化を目指して活動した。
当時次世代として位置づけられたギャラリーもキャリアを積み重ね、現在はArt BaselやNADA Miamiなどの世界の名だたるアートフェアに出展し存在感を発揮している。1990年代に日本で現代アートの土壌を作ったギャラリストを第一世代とし、彼ら彼女らを第二世代とするならば、さらにその下の第三世代ともいえるギャラリストも出てきている。
今回、ニュートーキョーコンテンポラリーズで活動していた無人島プロダクションの藤城里香さん、青山|目黒の青山秀樹さん、MISAKO & ROSENのローゼン美沙子さん、ローゼン・ジェフリーさんによる座談会を企画。本連載「What is 現代アート!?」モデレーターの深野一朗とともに、日本の現代アート事情ついてざっくばらんにお話してもらった。