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BARBAROSSA
「赤髭作戦が始まると、世界は息を吞むだろう。」アドルフ・ヒトラー、1941年
1941年6月21日。ドイツの7個軍、4個装甲集団および3個航空艦隊がロシアの門前に整列した。300万を超える人員、60万の車両、75万の馬匹、3800の装甲戦闘車両そして1800の航空機が400万以上の兵員を数えるソビエトの10個軍に向かい合った。史上最大の戦いが始まろうとしていた...
これはアメリカのTSR社が発売した第二次世界大戦の独ソ戦を全期間・全域で扱う大型ゲームです。SPIブランドのゲームですが、旧SPI社とは関係のない完全新作でした。
フルマップ2枚に東西はカスピ海からベルリンまで南北はザカフカスからフィンランドまでを収め、開戦から終戦までを扱います。同じようなテーマはAH社の『Russian Campaign』や『Russian Front』などありましたが、自分は『1941』のようなライトなバルバロッサ作戦ものしか持っていなかったので一つくらいあってもいいかなと思って手を出したのでした。
しかしこれはお手上げです。サイズが大きいのは覚悟していたことですが、それ以外のすべてが細かいのです。部隊規模は軍団~軍規模で一見ユニットも少なめですが、戦力ポイントを使っているので実質的に連隊~師団規模になります。パルチザンも戦力ポイントを持って登場し、状況によっては正規兵化することもあります。プレイのシーケンスも細かく、且つ独特なために1ターンにすごく時間がかかります。当然、生産や政治情勢についてのルールもあります。地形も細かくて、山も森も2種類、川は3種類あります。ここまで何もかも細かくしなくてもいいのにとしか思えません。頑張って和訳したけれど、そこまででした。
一応シナリオは、41年6月から始まる「バルバロッサ」(8ターン)、42年5月からの「ブラウ」(13ターン)、43年7月からの「ツィタデレ」(11ターン)の3本と、それぞれを終戦まで行うキャンペーンシナリオ3本があります。
#バルバロッサ作戦 #独ソ戦
ターンスケール: 1ターン=1ヶ月
マップスケール: 1ヘクス=44㎞
ユニットスケール: 1コマ=軍団~軍(戦力ポイント併用)
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/204
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/8
