Samurais of the Sky

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昭和12年10月5日に海軍から提示された「十二試艦上戦闘機計画要求書」に応じ、堀越二郎技師を設計主務者とした三菱重工業が開発した零式艦上戦闘機は中国戦線でのデビューから太平洋戦争の前期にかけて、連合軍の様々な戦闘機に対し空戦において圧倒的な優勢を示した。
対峙する連合軍は対抗策を編み出すことができるのか、はたまたゼロ戦がこのまま空の王者として君臨を続けるのか。

本作はさいたまオフラインの初心者SLG専門誌「SLGamer」12号の付録ゲームです。空戦ゲーム特集の号なので本誌40ページ中半分の20ページが関連記事と言えます。「SLGamer誌」はいわゆる同人誌なので販売店は限られますが、再販もされているので入手は難しくないと思われます。
A3サイズのマップが1枚、コマ数50個弱のコンパクトなゲームです。登場機種は零戦の他に連合軍機が5機種で、戦闘機の飛行小隊同士の戦いを扱います。
プレイヤーが1機扱うので手一杯というゲームではありません。両軍の機体毎にイニシアチブを判定して、イニシアチブの低い順に移動計画を決定し、また改めてイニシアチブを判定して、イニシアチブの高い順に移動と射撃を実行する、という手順でプレイします。移動計画は完全プロット式ではなく、機動の種類を選んでおくだけのもので、実際の飛行中のどの時点で機動を行うかは(移動力に余裕があれば)その場で決められます。
加速・減速にも飛行中の機動にもサイコロ判定が要求され、やたらにサイコロを振っていることになります。複雑なゲームではありませんがめんどくさいです。

#零戦 #同人ゲーム

ターンスケール: 不明
マップスケール: 不明(高度5レベル)
ユニットスケール: 1コマ=1機

https://muuseo.com/Sin_Oga/items/107
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/6

零戦:海軍航空隊の戦い
『零戦:海軍航空隊の戦い』は太平洋戦争中の空戦を再現したシミュレーションゲームです。フライトシミュレーター型のゲームと比べるとルールは簡単で、短時間で遊ぶことができ、また一人で複数機(10機程度)を操れるようになっています。二人用の対戦ゲームで、一人が日本軍を、もう一人が連合軍を受け持ちます。 本作は国際通信社の「コマンドタクティカルコンバットシリーズ」の第4弾で、初のオリジナルデザインのゲームです。第二次世界大戦時の空戦を無理なく複数機操縦できるような簡易なルールで再現します。戦闘機単機の機動よりも、長機と僚機、あるいはフライトやスコードロンの戦術を重視するゲームになります。 マップは空を描いたA3サイズの同じマップが3枚入っています。登場機種は戦爆合わせて、日本軍7機種と連合軍15機種の合計22機種。日本軍は海軍機だけです。爆撃機はあっても、爆撃・対地攻撃や対空射撃のルールはありません。 #零戦 #航空戦闘 ターンスケール: 不明 マップスケール: 不明 ユニットスケール: 1コマ=1機
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/107
MUSTANGS
『MUSTANGS』ゲームは第二次世界大戦の戦闘機対戦闘機の航空戦闘を再現します。プレイヤーは連合軍(アメリカ軍)と枢軸軍(ドイツ軍か日本軍)の航空機を操作して、相手側飛行ユニットの除去による勝利を競います。 Avalon Hill社がスミソニアン博物館とタイアップした企画American Historyシリーズ(またはスミソニアンシリーズ)の一品です。プレイヤー1人が戦闘機2機を扱う2人または4人用ゲームですが、1人で4機を扱うのもさほど難しくはありません。 インパルス制(タイムスライス制)の半プロット式で、プロットはマップに機動マーカーを置く方式なので記入用紙は不要です。非常に珍しいことに航空機のデータもコマ上にすべて表示されています。シンプルで遊びやすいゲームですが、1ヘクスずつちまちま動く展開は賛否分かれるところでしょう。 登場機種はアメリカ軍が5機種7型式、ドイツ軍が3機種4型式、日本軍が3機種でそれぞれにバリアントがいくつかあります。シナリオはポイント制でシチュエーションが4つ用意されています。 エキスパンションとして大戦初期からの機種、イギリス・フランス・イタリア・ソ連の機種も含めた34機種を追加した『Mustangs Module』も発売されましたが、こちらは激レアです。 #P-51マスタング #航空戦闘 ターンスケール: 1ターン=およそ10秒 マップスケール: 1ヘクス=約300ヤード ユニットスケール: 1コマ=1機
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/6

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