- SilicifiedZone Museum
- 4F 明延鉱山
- 明延鉱山の珪化帯標本 2021-04-18
明延鉱山の珪化帯標本 2021-04-18
数年前に見付けた鉱脈の露頭。それを外してきた。ズリからでは、産状を予想するしか無いけど、露頭なら、直接観察できるので素晴らしい。しかも、鉱脈の全幅が上手く外せた。
熱水が最初に上昇してこれるのは、温度が高く、高圧だから。これが先走りとなって、珪化帯やヤケを生成する。そして地層が軟弱になった段階で、より低温、低圧の鉱脈の主要部分が上昇してくる。この工程を如実に表す、左右対称の鉱脈標本。
外側から硫砒鉄鉱、方鉛鉱帯と続き、中心部は硫砒鉄鉱が主な鉱物です。