マンガン斧石・ばら輝石 (axinite-(Mn)/rhodonite) 奥吉野鉱山 #0087

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標本のピンク色の部分がばら輝石、淡い黄褐色の部分がマンガン斧石(ふせき、おのいし)です。斧石はカルシウム、マンガン、鉄、アルミニウム、硼素などを含む珪酸塩鉱物で、マンガン成分の多いものをマンガン斧石といいます。(1枚目の写真は背景をソフトウエア処理しています。)

奥吉野鉱山は紀伊半島の中古生層中に散在する小規模なマンガン鉱床を開発した鉱山の一つで、二酸化マンガン鉱、菱マンガン鉱などを産出しました。

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