方解石 (calcite) 大塔宮鉱山 #0480

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前掲の#0470と同じ大塔宮鉱山産の方解石ですが、結晶形は異なり、こちらの標本ではいわゆるマッチ箱を押しつぶしたような劈開を見ることが出来ます。(1枚目~4枚目は背景をソフトウエア処理しています。)

大塔宮(おおとうのみや)鉱山は別名を大峰鉱山といいます。天川村中城にある観音峯山付近では磁鉄鉱などの鉱物資源が採掘され、日本鋼管が1917年(大正6年)に観音峰山から南葛古瀬(現在のJR西日本吉野口駅付近)へと通ずる延長23.8kmの大峰索道を設置し、1921年(大正10年)頃まで鉱石を運搬していました。

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