栃木県日光市足尾町鉛沢 裏の谷 紫水晶クラスター

0

鉛沢の紫水晶が明治〜大正時代の書籍に掲載されて以降、昭和〜平成初期には長らく産地が忘れられていました。

2010年代に鉛沢で美麗な紫水晶が再発見されてから、鉱物愛好家が近辺を隈なく探し、鉛沢の裏側で紫水晶を発見しました。それがこちらの裏の谷の名称の由来だそうです。

本家の鉛沢と比べると、紫は薄いピンク色に近く、太く丸まったカテドラル水晶という印象。ほっそりした物とはまた別の良さがあります。数本折れている根元付近を見ると、年輪のように色が分かれています。折れてないものも、もしかするとこの様になってファントムなのかもしれません。

Default