山梨県甲州市塩山竹森 苦土電気石入り水晶③

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長らくこちらが私の理想形の「竹森の水晶」でした。3.4cm、内包物はそれなり、透明感も確認できるもの。そして何より人生初入手の竹森水晶がこれでした。

2018年の東京ミネラルショー、ハイノ商会様にて購入。このミネラルショーが私にとっての大きなターニングポイント。当時の私は竹森のことは何も知らず、ブースの後ろで気になる水晶はまるまる購入する形で手に入れたのでした。

透明感がある苦土電気石がはみ出ているのが面白く、雲母による蝕像も可愛らしいものです。武骨かつ美麗だな、と感じての購入でした。

こちらを購入してから4年半、私が良いと感じた、納得がいく美品(欠けなし)の竹森産水晶は現れることがありませんでした。

その後、理想形を手に入れたのは2023年の8月でした。
https://muuseo.com/Matsu_Crystal/items/458

山梨県甲州市塩山竹森 苦土電気石入り水晶②
6.5cmある、竹森の水晶です。 ここの水晶の理想形は、人それぞれの価値観で決まります。サイズの大きさ、内包物が多いもの、クリアかつ内包が整ったもの、表面のテリツヤがあり内包物が見られるもの…様々です。 大きいものだと10cm超えもありますが、大きければ大きい程内包物が少なくなるため、サイズと内包のバランスで大きく左右されると思っています。その中でこれがある意味私の理想の竹森水晶でしょうか。 クリアさは今ひとつですが、サイズと内包物の量、そし周りについた雲母と酸化鉄。埋もれた苦土電気石は一部透明感が確認できます。 国産水晶としての風格がある、武骨感もある立派な水晶だと思います。
https://muuseo.com/Matsu_Crystal/items/458

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