秋田県北秋田市阿仁町 阿仁銅山 黄銅鉱付き抜け殻紫水晶

0

阿仁銅山といえば、江戸時代は別子銅山(愛媛県)と並んで、歴史の授業でも取り上げられる有名銅山。そんな場所で採られた水晶は、異形かつ不思議な色味をしています。

結晶はどことなく青白く、冷たい印象の色をしています。しかし断面を見ると、こし餡色をした紫水晶の層が見えます。例えるならば、皮が分厚い水まんじゅうのイメージ?

ひっくり返すと、水まんじゅうのイメージはどこへやら。蝕像によるギザギザに、黄銅鉱がついています。こし餡の上に金箔が乗っている感じでしょうか?

Default