1972 マトラ・シムカMS670 "Shell"
1970年代のスポーツプロトタイプカーも大好きで、グループCカーをメインにレーシングカーを買い集めている時に(今もですが・・)発売され、興奮して買った記憶があります。 1972年はレギュレーションが変更となり、前年まで活躍した大排気量のスポーツカーが出場できなくなって、オープントップのプロトタイプカーがメインカテゴリーとなりました。 ここに照準を合わせてきたのがフェラーリとマトラでしたが、フェラーリは新型マシン312PBの耐久性に難があると判断し、急遽ル・マン出場を取りやめてしまいました。 レースはライバル不在となったマトラのチーム内争いとなり、結局、トラブルが最も少なかったアンリ・ペスカロロ、グレアム・ヒル組が優勝を飾って、ヒルは“トリプル・クラウン”を達成しました。 モデルは、これから1980年代に向けてどんどんマシンが進化していく予感を感じさせる、古さと新しさが入り混じったプロポーションをよく再現してあり、前から見た時の“ナマズ顔”がお気に入りの一台です。 #コレクションログ