撮影機材09_OM-D E-M1X

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新たに導入したOMDS(旧オリンパス)製「90mmマクロ」は手持ちのカメラ「E-M5m2」と「E-M1」ではカメラ内深度合成が出来ないため、このレンズで深度合成が出来るカメラとして購入したのが「OM-D E-M1X」(2000万画素)。2023年5月頃に中古で購入。このカメラの初出は2019年。これも発売当時の最上位機種で、当初の新品価格は30万円越えであったが、販売終了後の良品中古価格は1/3以下まで下がっていた。たった数年でこれほど価格が下がったのは、マイクロフォーサーズ規格のカメラとしては唯一の縦グリップ一体型の大型筐体が、小型軽量好きのマイクロフォーサーズユーザーに敬遠されてしまったからなのかも知れない。しかしながら、各性能・機能は非常に高く、その大きさ・重さを許容出来るなら、非常にコストパフォーマンスが良い。私が茶碗を撮影する場合、「E-M5m2」でも「E-M1」でも縦グリップを付けた状態で三脚に乗せて使用するので、「E-M1X」の大きさ・重さには全く抵抗がない。ただ、この機種は画素数が手持ちカメラの中で最も多いが、撮った写真を最終的に縮小してSNSにアップすると、画質的に「E-M5m2」や「E-M1」と変わらない結果となってしまう(写真三枚目)。この機種ではカメラ内深度合成の合成枚数が増やせるといったメリットが私にとってあるが、そういった事をせずに普通に撮った写真をSNSにアップするだけなら、これ程の高機能・高性能機種は、実は必要ない。

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