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1900’s Coca-Cola SS Bottle ’’PEORIA ILLINOIS''
1915年のコンツァーボトル登場前の、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、中でも滅多にお目にかかれない"PEORIA ILLINOIS"ボトルです。当時シンボルであったスクリプトロゴがかなりアレンジされています。 本品はルートボトル社製、ツタのようなラインの中に、細いラインで最初の"C"が異様に細く長い、変形スクリプトロゴがあります。この時代は、まだスクリプトロゴのコーポレートルールが整備されていないせいか、各ボトラーによってスクリプトロゴが若干崩れたり、幅などが違ったりするものがありました。 このボトルはまだ人の手を使って作られている時代のボトルで、同部の成形はモールド、口の部分は人力(ブローパイプで吹く)で作られている特徴があります。また、スクリプトロゴの入ったモールドも手彫りで作られているせいか、エンボスには歪つな感じやムラがあります。 数年前にかなり頑張って入手しました。 古き良き時代の貴重なコカコーラボトルです。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ 、 カラー:アイスブルー 年式:1900年~1910年頃 エンボス: 横①PEORIA TRADE MARK COCA-COLA REGISTERED 横②BOTTLING CO. 底:ROOT(エンボス浅め) ~おまけ:SSスクリプトボトルについて~ SSボトルは色や形、デザイン等地域により様々なものがあり、数は勿論、デザインが面白いもの、色、形が特徴的かどうかで価値が大きく変動します。 このボトルはデザイン、特に前述の変形スクリプトが特徴的です。 このスクリプトは、極一部のIllinoisボトルにしかない独特なもので、コレクターの中では有名なボトルの一つです。 私のコレクション歴を通し、SSボトルの中で三大レアボトルを挙げるとすれば、バーティカルスクリプト(縦にロゴがある)のMilwaukee Wisconsin、かなり変則的なラウンドスクリプト(半円形のロゴ)のDeRidder LA、そして変形スクリプトのPeoria Illinoisです。 どれも数年に一度出会えるかどうか、出会えても高額で競争率も激しく、コンプリートはかなり困難ですが、いつか達成したい夢でもあります(^_^) #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1912~14 Coca-Cola SS bottle ''JACKSON TENN'' Circle Arrow
1915年1stコンツァーボトル登場前の、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、中でも1912-14年のわずか2年間、 Jackson Tennesseeのボトラーで作られたかなり貴重な"サークルアロー"ボトルです。 本品はサークルアロー+スクリプトロゴが両面2つ、ボトムにも1つスクリプトロゴ、合計3つのロゴがあります。 モールド跡や、形状の特徴から半自動製瓶機(口部は人力成形、それ以外はモールド成形)で作られたと考えられます。 ハニーアンバーと呼ばれる、薄めのアンバーカラーがとても美しく、経年劣化具合も絶妙です。 サークルアローボトルのデザインはとても有名で、1980年には75周年記念の復刻版ボトルも出ています。 ただし、オリジナルはわずか2年間しか作られていない為、極端に数が少なく、かなり貴重です。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ ハニーアンバー 年式:1912年~1914年頃 エンボス: ミドル部①COCA-COLA (2ヶ所+サークルアロー) ベース部②JACKSON,TENN. 底部:COCA COLA #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1905-12's Coca-Cola SS Bottle "Jacksonville FLA"
1905-12年頃に作られた、ライトブルーカラーのコカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、エンボスデザインがかっこいい"Jacksonville FLA"です。 現在まで続く特徴的なコンツァーボトルが誕生するのが1915年。それ以前は本品のような真っ直ぐなボトルで、通称ストレートサイドボトルと呼ばれています。 当時、コカコーラ社はボトル製造を全米各地のボトラーに任せており、コンツァーボトルが制定されるまで、色や形、デザインなど多種多様なボトルが作られました。 多くはアンバー(茶系)、ライトブルー、一部グリーンやクリアーなどで構成され、全米のコカコーラコレクターは個体数の少なさだけでなく、形や色の珍しさ、デザインの面白さなどを吟味して探しているようです。 本品はROOTの記載があることから、ROOTボトル社製と推測できます。 そして、モールド線の途切れとボトルの歪みから、1900年代初期迄のボトルに多い、 半自動製瓶機(ブローパイプまたはブロー&ブロー方式という胴部はモールド成形、口部のみ人力成形)の工法と思われます。 この半自動製瓶機で作られたボトルは、19世紀のボトルのようないびつな面影を残した手作り感があり、 個人的にはとても好きです。 また、1905-12年に作られたスクリプトロゴが中央にあるタイプで、コカコーラパテント表記が中段にあります。そして、JacksonvilleのSSボトルは円形状に配置されたスクリプトロゴのデザインがとてもかっこよく、アメリカ本国では人気のあるボトルの一つです。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ、エンボス カラー:ライトブルー 年式:1905-12年頃 エンボス:ショルダー~ミドルサイド THE JACKSONVILLE FLA . COCA-COLA TRADE MARK REGISTERED ボトムサイド BOTTLING CO. 底部 ROOT サイズ:H 約185mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1905-12's Coca-Cola SS bottle "PALATKA FLA" SLUG PLATE
1900年代に作られた、クリヤーカラーのコカコーラSS(ストレートサイド)ボトルです。 現在まで続く特徴的なコンツァーボトルが誕生するのが1915年。それ以前は本品のような真っ直ぐなボトルで、通称ストレートサイドボトルと呼ばれています。 当時、コカコーラ社はボトル製造を全米各地のボトラーに任せており、コンツァーボトルが制定されるまで、色や形、デザインなど多種多様なボトルが作られました。 本品は1905-12年に作られたスクリプトロゴが中央にあるタイプで、コカコーラパテント表記が中段にあります。 このボトル最大の特徴は、Slug(スラグ)プレートと呼ばれる、モールドの中に更に別の型をはめ、文字や絵柄などをフレキシブルに入れる手法が取り入れられている点です。(PALATKA.FLAの部分) 当時、ボトルは人の手も使いながら沢山の型を用意して作られており、全てのボトルを一から型で作ることは大変効率が悪いものでした。 そこで、ロゴや地名など変わりやすい部分にスラグプレートを使うことで、ボトルの汎用性を上げることができます。例えば、コカコーラロゴのスラグプレートを使えば、元になるボトルはそのままに、ペプシや他のドリンクのスラグプレートも使える為、楽に転用が利きます。またはコカコーラのボトルに地名のみスラグプレートを使えば、デザインは同じで各地域向けのコカコーラボトルをつくることができます。 この技法は主に19世紀、まだ瓶の型のクオリティや自動量産が難しい時代から、20世紀初頭まで見られた技法です。その為コカコーラボトルにおいても、古い時代のボトルほど、スラグプレートの使用率が高く、重宝されています。 本品は更に、ボトラー表記の中にスクリプトロゴが小さく書かれた面白いデザインで、とても貴重です。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ、エンボス カラー:クリヤー 年式:1900年代頃 エンボス:ショルダーサイド COCA-COLA TRADE MARK REGISTERED PALATKA.FLA ベースサイド PROPERTY OF THE COCA-COLA BOTTLING.CO 底部 Y サイズ:H 約185mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1904-1912 Coca Cola SS bottle "Salt Lake" ライトアメジスト
私が秘蔵しているコカコーラボトルの一つ、希少価値の高いスラグプレートのSALT LAKEボトル、 更に経年変化によるライトアメジスト(薄紫)化が美しい、大変希少なボトルです。 SALT LAKEボトルは、元々クリヤーカラーですが、経年劣化によるマンガンの化学変化によってライトアメジストカラーに変色しています(マンガンはガラスを透明にする為に配合する)。ガラスに含まれるマンガンは、特定条件下で太陽光などの紫外線を長期間ゆっくり浴び続けることにより、稀にライトアメジストカラーに変色します。 古い教会の窓ガラスが、同様の事象でライトアメジストカラーに変色し、アンティークガラスとして高額取引されるようなこともあります。それは同じガラス製品のコカコーラボトルも例外ではありません。 入手にかなり苦労した思い入れの深い品で、長年秘蔵品として大切にしてきました。 仕様:王冠栓タイプ カラー:ライトアメジスト(元来はクリヤー) 年式:1904年~1912年頃 エンボス: PROPERTY OF SALT LAKE COCA-COLA BOTTLING.CO REGISTERED ~おまけ:変色ボトルについて~ SSボトルは様々なデザイン、カラーがありますが、基本的な色は、アンバー(茶系)、クリヤー、ブルーとなり、最初から紫で作られたボトルはSSボトル、コンツァーボトル共に存在しないと言われています。 その分、わざわざ古いボトルに意図的に紫外線を浴びせ、短期間で紫色を作り出したものも存在しており、これらについてはアンティークコカコーラボトルとしての価値は低めです。 見分け方としては、急激に紫外線を浴びたボトルは、かなり不自然な濃い紫色に変色しますが、自然に変色したボトルはライトアメジスト(薄紫)に変色します。(綺麗といえば綺麗なので、フェイクであることを知っていて、安価で入手するのはOKだと思います) 私もコレクター初心者の頃、濃紫色のコンツァーボトルを入手し、喜んでいましたが、人工的に作られたと知り、がっかりしました。 他にも化学変化で意図的に作られた、アンバーのコンツァーボトルもあります。(こちらも昔知らずに買ったものが今もあります。。。)個人的には濃紫、アンバーも他のカラーボトルと一緒に飾るには綺麗で良いかなと思いますが、高額で買うものではないと思いますので、ご注意ください。 #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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6 COLORS Coca-Cola Bottle 1917-1980
6色のコカコーラコンツァーボトルをアップします。 このボトル達、本物のカラーが4色、フェイクカラーが2色です。 本物で最も貴重なカラーは何と言ってもブルーです。通常ライトブルーという薄い色のボトルなのですが、稀にコバルトを多く配合したせいか、かなり色味の強いブルーのものがあります。こちらはとても綺麗で人気がある反面、かなり数が少なく貴重です。 次にライトグレーカラーですが、こちらはクリアーカラーボトルに含まれるマンガンの紫外線変化が少し影響したことで、若干色味が変わったものではないかと思います。(他のボトルでもこのようなカラーの物を見かけるので) グリーン・クリヤーはみなさんご存知の通り、一般的なコンツァーボトルのカラーですね。 そして、パープルとアンバーですが、こちらは”フェイクカラー”で意図的に作られた物です。パープルの方は1915年の古いボトルに紫外線を照射し、無理矢理濃い紫になっちゃいました。。。アンバーも同様ですが、アンバーはボトルも大して古くない物です。アンティークコカコーラボトルコレクションとしての価値は低めですが、綺麗なので一応コレクションしてます笑 並べて飾るとなかなか映えていいものですね^^ <各年代のコンツァーボトルについて> 1stは1915年11月16日にROOTボトル社によってデザイン、特許取得された初期コンツァーボトルです。 1917~28年まで使われました。厚みやモールド跡に個体差がかなりあるのが特徴です。 (ブルーカラー、ライトグレーカラー、フェイクカラーのパープルが該当) 2ndは1923年12月25日に特許更新したボトルで、通称"クリスマスボトル"とも呼ばれています。 1928年~38年まで使われました。2ndになるとカラーがほぼグリーンに統一され、品質向上で個体差が減ります。 (グリーンカラーが該当) 3rdは1938年に特許更新、日付無しで"D-105529"と入っており、"D"ボトルとも呼ばれています。1938~51年まで使われ、カラーはクリヤー、グリーンの2色です。 (クリヤーカラーが該当) 4th以降は次第にエンボスからACL印刷へと移行し、現在の形になっていきます (フェイクアンバーカラーが該当) #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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Early 1900's Coca-Cola Bottle "Biedenharn"
1890年代後半から20世紀初頭のわずかな期間、コカコーラ販売会社のBIEDENHARN CANDY COで使われた、ハッチンソンボトルです。本品はROOTボトル社製である為、1900年代初頭と考えられます。 コカコーラがボトルで売られるようになる、最初期のボトルで、コカコーラミュージアムにも同じものが展示してあるくらい、資料的価値の高い逸品です 初期にコカコーラ社で使われた確証のあるハッチンソンボトルは、かなりの高値で取引されております。 因みにBIEDENHARN CANDY COは今も建物が現存しており、中は博物館のようになっていて見学もできるそうです。 当然、ここにも本品と同じボトルが展示してあります。(いつか行ってみたいです) 仕様:ハッチンソンタイプ+エンボス カラー:ブルー 年式:1900年代初期 サイズ:H 約190mm W 約60mm エンボス:BIEDENHARN CANDY Co.VICKSBURG MISS. 側面下部 ROOT471 底部:B ~おまけ:コカコーラとハッチンソンボトル~ コカコーラは創業当初、お店でグラスに入ったものを販売するスタイルでしたが、それでは基本お店でしか飲めません。 そこで、ボトルに詰めて広く販売することを思いつきます。最初の販売を請負ったのが、このBIEDENHARN CANDY COでしたが、当初はまだ王冠栓タイプのボトルもなく、牛乳瓶のような構造のボトルにハッチ(栓の先につまみがあり、引き抜くタイプ)をつけた、ハッチンソンボトルでした。 当初は画期的なボトルでしたが、すぐにより便利な王冠栓タイプのボトルが発明されたこともあり、ハッチンソンボトルはすぐに姿を消してしまいました。 こうしたこともあり、コカコーラにまつわるハッチンソンボトルは幻の逸品として、現在も世界中のコカコーラコレクターの憧れとなっています。 #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1910’s Coca-Cola SS Bottle "CLEVELAND OHIO"Arrow
1915年1stコンツァーボトル登場前の、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、 中でも貴重な"アロー"スクリプトボトルです。 本品はROOTボトル社製、アロー+スクリプトが合計2カ所にあります。 アローボトルのデザインはとても人気ですが、他のSSボトルに比べると中々出ないので貴重です。 因みに、本品は通常のアロースクリプトロゴ/クリーブランドOHIOボトルとはデザインが別バージョンとなる、ちょっとレアなボトルです。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ カラー:ライトアンバー 年式:1910年代 エンボス: ショルダー~ミドル部:COCA-COLA (2ヶ所+サークルアロー) ベース部:CLEVELAND,OHIO. 底部:CAP7-07 P7 サイズ:H 約190mm W 約60mm ~おまけ:スクリプトロゴ+アローのボトルについて~ SSボトルは色や形、デザイン等地域により様々なものがあり、数は勿論、デザインが面白いもの、 色、形が特徴的かどうか等で価値が大きく変動します。 このボトルはデザイン、特に前述のサークルアローが特徴的です。スクリプトロゴ+アローの組み合わせは、1900~10年代中頃に使われていた"Whenever You See an Arrow, Think of Coca-Cola."というキャッチコピーと一緒に使われていたデザインです。 同デザインのボトルは殆どがアンバー(茶系)で、この時代のわずかなボトラーのボトルにしかありません。その目立つ見た目から、とても人気がありますが、スクリプトロゴ+アローのデザインは広告を含め、そこまで長く使用されていないので数も少なく貴重です。 #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1917-28 Coca-Cola 1st 1コンツァーボトル "BLUE"
かなり希少なコカコーラコンツァーボトル、1stのブルーカラーです。 1stは1915年11月16日にROOTボトル社によってデザイン、特許取得された初期のコンツァーボトルです。 1917~28年まで使われ、エンボスには特許取得日のNOV.16.1915とあります。カラーは基本はクリヤー、ライトブルー、グリーン、稀にブルーがありました。ボトムやサイドの花弁状の盛り上がりがフラットであったり、ボトルの厚みやモールド跡に個体差がかなりあるのが特徴です。 本品はその希少なブルーボトルです。ライトブルーはほんのり淡い青ですが、"ブルー"と呼ばれるボトルは、濃い色味の強いブルーです。尚、本品は経年変化によるカラーではなく、元々から変わらない色で、通常の量よりコバルトを多く使ったためにこのような濃いブルーカラーになったと言われています。綺麗で人気は高いのですが、数があまりなく、私の知る限り、コンツァーボトルの中では最も希少価値が高いボトルの一つだと思います。 更にこのボトルのプロダクトは、コカコーラ社創業の地、ジョージア州アトランタです。 創業の地のボトルは(特にアトランタまで揃うものを指します)コレクター間では"ジョージアボトル"とも呼ばれており、 なかなか希少です。 以上、1stコンツァーボトルのブルーカラー、ジョージア仕様、唯一無二な美しさと希少さを持ったボトルだと思います! 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ カラー:ブルー 年式:1917年~1928年頃 エンボス: 横①TRADE MARK REGISTERED MIN.CONTENTS 6-FL.OZS 横② TRADE MARK REGISTERED BOTTLE PAT'D NOV.16 1915 底:ATLANTA,G.A サイズ:H 約195mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1900's Coca-Cola SS Bottle "BIRMINGHAM ALA"
1900年代初期と思われる、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、ベーススクリプトです。同仕様のバーミンガムボトルの中ではわりと珍しい、ライトグリーンカラーです。 現在まで続く特徴的なコンツァーボトルが誕生するのが1915年。それ以前は本品のような真っ直ぐなボトルで、通称ストレートサイドボトルと呼ばれています。 当時、コカコーラ社はボトル製造を全米各地のボトラーに任せており、コンツァーボトルが制定されるまで、色や形、デザインなど多種多様なボトルが作られました。 多くはアンバー(茶系)、ライトブルー、一部グリーン系やクリアーなどで構成され、全米のコカコーラコレクターは個体数の少なさだけでなく、形や色の珍しさ、デザインの面白さなどを吟味して探しているようです。 本品は半自動製瓶機製、1900年初期のボトルに多い、スクリプトロゴが下段にあるタイプです。製造場所表記が裏側にあります。また、米国コレクターによりスクリプトロゴが白くペイントされています。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ、エンボス カラー:ライトグリーン 年式:1900年代初期 エンボス:ボトムサイド COCA-COLA BIRMINGHAM ALA. 底部:A.B.CO 1332 2 サイズ:H 約185mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1910's Coca-Cola SS bottle "CANADA" BLUE
1910年代に作られた、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトルです。 現在まで続く特徴的なコンツァーボトルが誕生するのが1915年。それ以前は真っ直ぐなボトルで、通称ストレートサイドボトルと呼ばれています。 本品は1910年以降のボトルに多い、スクリプトロゴがショルダー上段にあるタイプで、パテント表記が下段にあります。また、底部にもスクリプトロゴがあります。ベース部付近の形状が丸みをおびている、面白い造りです。Vバブル(逆V字型の気泡)、モールド痕が全体にあることから、オーエンス自動製瓶機で作られたボトルと思われます(1907年~10年代以降)。又、自動製瓶機で製造された割にかなり歪みがあります(触るとびっくりします)。 そして、ベースサイドに"CANADA"と記載がある、濃いブルーカラーのもので、 コレクター間で有名な"初期カナダSSボトル"です。 カナダSSボトルのコレクション価値は、米国本国向けよりも数が少ない為高めです。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ、エンボス カラー:ブルー 年式:1910年代 エンボス:ショルダーサイド COCA-COLA TRADE MARK REGISTERED ベースサイド PROPERTY OF COCA-COLA BOTTLING COMPANY CANADA 底部 Coca Cola サイズ:H 約195mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1910's Coca-Cola SS Bottle "TOLEDO OHIO"
オーエンス自動製瓶機によって1910年代に作られた、アンバーカラーのコカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、なかでも人気かつレアなダイヤモンドロゴの"TOLEDO OHIO"です。 当時、SSボトルの多くには、ダイヤモンド型のスクリプトロゴラベルが貼られており、ボトル片側又は両側中央部はなにもエンボスがないボトルが多いです。ベーススクリプトやショルダースクリプトのボトルで、真ん中に空間があるのは、ラベルを貼るスペースだったからなんですね。 そんな中、本品はダイヤモンドラベルのロゴをエンボスで作った珍しいタイプで、コカコーラパテント表記はありません。また、底部にもスクリプトロゴがあります。デザインが面白く、数もあまりないのでコレクターには人気があり、入手困難なSSボトルの一つです。 数年前に米国コレクターから入手しました。 ダイヤモンドスクリプトのTOLEDO OHIO、唯一無二なデザインがとても魅力的なSSボトルです。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ、エンボス、アンバーカラー 年式:1910年代 エンボス:ショルダーサイド COCA-COLA (ダイヤモンドロゴ)+裏にスクリプトロゴ、 ベースサイド TOLEDO,OHIO. 5 ボトム(底部)Coca Cola TOLEDO.O. サイズ:H 約195mm W 約60mm ~おまけ:SSボトルの魅力~ SSボトルについては前述した通り、本当に多種多様なボトルがあります。アメリカの骨董屋さんやオークション、フリマなどでも色々と見ることができますが、どれもなかなかの高額で、全て集めるのはきっと困難を極めると思います。 私の場合ですが、この時代のボトルに魅力を感じるポイントは"デザインの多様性"です。コカコーラスクリプトの字体も、 地域によってかなら崩れていたり、まるで石版のように沢山の文字が刻印されているものがあったり、見ていて飽きません。 また、100年以上経過したボトルである為、銀化や変色、変形など経年劣化があるものが多いですが、逆にその劣化具合が絶妙で、なんとも言えない存在感があるものが沢山あります。 手にすると、100年以上の年月を感じることができる、そんな魅力が詰まったボトルだと思います^^ #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1915's Coca-Cola SS Bottle "FT.MEADE,FLA" ライトアメジスト
初期1915年のコンツァーボトル登場前の、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトルです。元々クリヤーであったボトルが、経年劣化による酸化マンガン(本来、ガラスを透明にする為に配合されます)の化学変化によってライトアメジストカラーに変化しています。 SSボトルは色や形、デザイン等地域により様々なものがあり、数は勿論、デザインが面白いもの、色、形が特徴的かどうか等で価値が大きく変動します。 このボトルはデザイン、形はスタンダードな1910年代のショルダースクリプトSSボトルですが、色に特徴があります。ポイントはアメジストパープル(薄紫)である点です。自然の力で変化したものはライトアメジストに変色し、コレクターの間でも重宝されています。 然の力が作り出したライトアメジストのコカコーラボトル、唯一無二の存在です。 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ 年式:1910年代 カラー:クリアー エンボス: 横①COCA-COLA TRADE MARK REGISTERED ベース② PROPERTY OF COCA COLA BOTTLING CO. FT.MEADE,FLA 底:COCA-COLA サイズ:H 約185mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1910’s Coca-Cola SS Bottle "Hbg"
1915年の1stコンツァーボトル登場前の、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトル。 なかなか珍しい仕様で謎多き特徴が多々あります。 本品は生産場所は不明、過去に見たどの資料にも記載がありません。 最初は20年代以降のボトルかと思いました。しかしいくつか気になる点もあり、改めて調べてみました。 まずはガラス瓶の特徴から、、、ガラス瓶にあるモールド跡は底部から口部まで全体にあります。 そしてシワや気泡、歪みが半人力製造のボトルに比べそれほど多くないことから、1907年に登場した、 オーエンス自動製瓶機(完全自動成形)で作られた可能性が高いです。 次にエンボス表記にROOTとあることから、ROOT glass company 製であることがわかります。 同社は数多くのコカコーラSSボトル製造を請負い、1915年には有名なコカコーラコンツァーボトルを生み出した会社で、 1901年からOwen Illinois社に買収される1932年の間に操業しています。従って、この期間に年代を絞ることができますね。 そして最後にボトルのデザインについて、このボトルには"ARROW"(矢)マークのエンボスが底部と首部に3箇所確認できます。コカコーラが"Whenever you see an arrow think of coca cola"というキャッチコピーと矢のイラストを展開したのがまさに1906年~15年頃の短い期間です。 以上3点を踏まえると、本品を1907年~15年頃に作られたコカコーラボトルと推察することができます。 実はARROWのエンボスはテネシーやオハイオなど、ROOTボトル社の限られたボトルにしかなく、 本品のようなボトルの存在は知りませんでした。(しかも殆どがアンバーカラー) このボトルにはまだまだ謎(首のHlgかHeig?のエンボスの意味など)があり、ボトラーの名前か、地名か、私にも分かりませんでした。その後、いろいろ調べてみると、ペンシルバニアのハリスバーグ(Hbgでした)のことであることがわかりました。 まるで探偵になったような気分を味わえる、とっても面白いボトルの紹介でした^^ 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ 、ライトグリーンカラー 年式:1907年~1915年頃 エンボス:①Hbg+ARROWエンボス COCA-COLA BOTTLING WORKS ②7FULID OZS. 2581ROOT PROPERTY OF COCA COLA BOTTLING WORKS 底:ARROWエンボス サイズ:H 約195mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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1910's Coca-Cola SS Bottle "Memphis Tenn ARROW"
初期 1915年のコンツァーボトル登場前の、コカコーラSS(ストレートサイド)ボトル、 当時シンボルであったスクリプトアロー(スクリプトロゴ+矢のデザイン)がある、かっこいいデザインです。 本品はルートボトル社製、半自動製瓶機で作られたアローボトルとしては初期のスペックです。 スクリプトロゴが両面合計3つもあり、とても豪華な見た目になっています。 (上下ダブルにスクリプトロゴを配置するセンスに脱帽です笑) 経年劣化具合も絶妙で、底部などにある、銀化により輝く部分がとても綺麗です。 スクリプトアローボトル、人気がある分米国のアンティーク店で買ったりすると高額なので、 フリーマーケットやオークションなどで粘り強く探しています。 私にとって、貴重な逸品です! 【詳細】 仕様:王冠栓タイプ 年式:1900年~1910年頃 エンボス: 横①COCA-COLA (3ヶ所+矢) 横②MEMPHIS,TENN. 底:ROOT サイズ:H 約190mm W 約60mm #コカコーラ #アンティーク #ビンテージ #瓶 #ボトル
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