- American Vintage Collection and More Museum
- 1F COCA-COLA ボトル・缶
- Early 1900's Coca-Cola Bottle "Biedenharn"
Early 1900's Coca-Cola Bottle "Biedenharn"
1890年代後半から20世紀初頭のわずかな期間、コカコーラ販売会社のBIEDENHARN CANDY COで使われた、ハッチンソンボトルです。本品はROOTボトル社製である為、1900年代初頭と考えられます。
コカコーラがボトルで売られるようになる、最初期のボトルで、コカコーラミュージアムにも同じものが展示してあるくらい、資料的価値の高い逸品です
初期にコカコーラ社で使われた確証のあるハッチンソンボトルは、かなりの高値で取引されております。
因みにBIEDENHARN CANDY COは今も建物が現存しており、中は博物館のようになっていて見学もできるそうです。
当然、ここにも本品と同じボトルが展示してあります。(いつか行ってみたいです)
仕様:ハッチンソンタイプ+エンボス
カラー:ブルー
年式:1900年代初期
サイズ:H 約190mm W 約60mm
エンボス:BIEDENHARN CANDY Co.VICKSBURG MISS.
側面下部 ROOT471
底部:B
~おまけ:コカコーラとハッチンソンボトル~
コカコーラは創業当初、お店でグラスに入ったものを販売するスタイルでしたが、それでは基本お店でしか飲めません。
そこで、ボトルに詰めて広く販売することを思いつきます。最初の販売を請負ったのが、このBIEDENHARN CANDY COでしたが、当初はまだ王冠栓タイプのボトルもなく、牛乳瓶のような構造のボトルにハッチ(栓の先につまみがあり、引き抜くタイプ)をつけた、ハッチンソンボトルでした。
当初は画期的なボトルでしたが、すぐにより便利な王冠栓タイプのボトルが発明されたこともあり、ハッチンソンボトルはすぐに姿を消してしまいました。
こうしたこともあり、コカコーラにまつわるハッチンソンボトルは幻の逸品として、現在も世界中のコカコーラコレクターの憧れとなっています。
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