光石の巨人 / 泉谷しげる

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自らのバンド、ストリート•ファイティングメンを従えた泉谷しげるの完全ロックな7thアルバム

フォーライフを立ち上げた四人の中でいち抜けしたのが泉谷しげるで、結果オリジナルアルバム2枚と2枚のライブアルバムを残しフォーライフを去ることになりました。
歌い手と経営の二刀流に懐疑的であったことと、他の3名とは明らかに違うロックな方向性に向かっていたことが原因だと思います。

結果、音楽業界からは干されたような状態になり、このタイミングで向田邦子の誘いを受け役者業をスタートします。
歌い手と経営の二刀流に懐疑的だったはずが、結果歌い手と役者の二刀流で成功するわけですから不思議なものです。

また、ここから続く歌い手としての不遇な時代に生まれた曲が、結果としてのちの代表作となること、またそれらが当時箸にも棒にも止まらなかったことが滑稽です。
役者として大成するも、歌うことを未だやめていないところに泉谷しげるの漢を感じますね。

ちなみにフォーライフ退社時にすったもんだあった吉田拓郎と晩年まで交流が深かったのは3人の中で泉谷しげるです。
暴れる割に人情深いところも泉谷しげるらしいところです。

https://youtu.be/skprAXxqgng?si=o2ctw34Z9LyF3X6i

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