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DEADLY DRIVE / 伊藤銀次(紙ジャケCD)
伊藤銀次のソロデビュー作の紙ジャケCD。 「ごまのはえ」、「ココナッツ•バンク」を解散し、その後「シュガーベイブ」も脱退し、大瀧詠一、山下達郎と「ナイアガラ•トライアングル」を結成した翌年に発売されたのが本作で、伊藤銀次自身も試行錯誤だったと語る本作ですが、当時は全く売れなかったものの、シティーポップブーム以降に再評価され、その試行錯誤感が「バラエティー溢れるシティーポップ」として受け入れられるようになりました。 私自身も当時本作は過小評価しており、2ndアルバムからはレコードを買っていたものの、このアルバムはのちにCDで買った経緯があります。 ヘッドフォンをつけてしっかり聴くとなかなか作り込まれた作品だったことがわかります。 アナログ盤はもうプレ値ついてるんで手が出ませんね。 https://youtu.be/TgPLwYIuXlA?si=z2IVuEJp3pR5r2y5
紙ジャケットCD い 2500円 2008年2月 1977年犬がミケの一族
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OUR CONNECTION / いしだあゆみ&ティン•パン•アレイ•ファミリー
いしだあゆみのアルバムの中でも異彩を放つティン•パン•アレイとの共作。 ティン•パン•アレイのメンバーのほか、山下達郎、吉田美奈子、矢野顕子、浜口茂外也、ムーンライダーズの岡田徹などが参加しており、いしだあゆみの作品というよりティン•パン•アレイのアルバムにいしだあゆみがゲスト参加したかのような雰囲気をもつ作品で、昨今のシティーポップブームで再評価も高まっています。 https://youtu.be/Xw65mBmSMpM?si=Ex_ZGawEVpuVSpi2
紙ジャケットCD い 2625円 2013年7月 1977年犬がミケの一族
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夢先案内人 / 山口百恵
EP や 110円 ブックオフ 2024年2月犬がミケの一族
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MY AIM IS TRUE / ELVIS COSTELLO(紙ジャケCD)
プレスリーが亡くなり、ジャムやクラッシュがデビューした年に発売されたエルヴィス•コステロの伝説的デビューアルバム。 その名は長い長い本名をやめて付けた芸名で、エルヴィスはもちろんプレスリーから、コステロは母方の旧姓からいただきました。 プロデュースはデビュー前から交流があったニック•ロウ、バックバンドのクローバーはのちにヒューイ•ルイスが加入し、ヒューイ•ルイス&ザ•ニュースとなります。 パンク•ムーヴメント全盛にあって、その独特の歌声とジャンルにとらわれないソングライティングは唯一無二な存在で、私のロック人生においても欠かすことのできないヒーローの一人です。 アルバムタイトルはのちにリンダ•ロンシュタットらにカバーされたシングル「アリソン」のサビメロの歌詞から取られたものです。 アナログ盤もずっと探していますがまだ手に入れることができていないので、この紙ジャケ盤のディスクユニオン特典の帯を見ながら想いを馳せております。 https://youtu.be/FJTIIfhk2k4?si=egooz-KP--sWmL6M
紙ジャケットCD E 2520円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族
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OUT OF THE BLUE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA(紙ジャケCD)
前作から使い始めたバンドロゴが宇宙船になったジャケットアートワークが印象的なELOの7作目。 ジャケットデザインはアース•ウインド&ファイヤーや喜多郎のジャケットアートワークで有名な長岡秀星。 組み立て式のスタンドも見事にミニチュア化されています。 ディスクユニオンの特典ボックスも含めて、今回のELO紙ジャケシリーズでは一番凝った作りになっていると思います。 https://youtu.be/84gmKIKTk40?si=ccvdTzYLFWnEOg4N
紙ジャケットCD E 2835円 DISC UNION 2006年9月犬がミケの一族
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ALL ‘N ALL / EARTH WIND & FIRE(紙ジャケCD)
アース•ウインド&ファイヤーのターニングポイントとなった9作目。 失うものがあれば、得られるものもある、ということ。 作曲とプロデュースを手がけていたチャールズ•ステップニーの突然の死により転換期を迎えた頃、巷にはディスコブームが訪れようとしていました。 ファンク色を抑えて、よりダンサブルに挑んだ作品は、長岡秀星のアートワークと共に大きな注目を集めることになりました。 https://youtu.be/XoI1XPqXQ90?si=DfYUG73L8YlsxGV7
紙ジャケットCD E 1890円 DISC UNION 2003年10月犬がミケの一族
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ALL ‘N ALL / EARTH WIND & FIRE(SBM紙ジャケCD)
1995年に発売された初期の紙ジャケットCD。各アーティストの作品の中から1枚ないし2枚ピックアップされ、シリーズとしても続かず企画としては1回で終わってしまいました。 アース•ウインド&ファイヤーといえば、やはりこのアルバムなんでしょう。 時代が彼らを求めて、彼らも時代に乗ってみせました。 https://youtu.be/9VjgGIS4yo4?si=cLe_h65_LaD8Auzi
紙ジャケットCD E 2000円 TOWER RECORDS 1995年12月犬がミケの一族
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PASSAGE / CARPENTERS(紙ジャケCD)
カーペンターズのデビュー30周年で発売された紙ジャケCDボックスセットから二人の8thアルバム。 売り上げが下降気味だったことや、二人の体調がすぐれなかったことなどが影響しているのか、ジャケットに顔写真はなく、オリジナル曲もなく、録音も多くのサポートミュージシャンを迎え行われています。 提供曲やカバーにしても、これまでにない毛色のものをという意識があったのか、ミュージカル「エヴィータ」のカバーや、カナダのビートルズと呼ばれていたプログレバンド、クラトゥのカバーを盛り込んだり、フィルハーモニックや合唱団を入れるなどの実験的サウンドが見られます。 結果ヒットはしませんでしたが、ヒット曲が入っていないため、新鮮な気持ちでカーペンターズと対峙できる作品でもあります。 https://youtu.be/PgwRz-2e1GQ?si=StVYpghkUDnhbibf
紙ジャケットCD C 28032円 1998年12月 1977年犬がミケの一族
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LIVIN’ ON THE FAULT LINE / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ジャケットの印象も大きく変わり、完全にAOR化したドゥービーの7作目。 主導権はマイケル•マクドナルドが握り、本作をもって元リーダー格のトム•ジョンストンは脱退します。 サポートメンバーとしてもジャズ寄りな方の参加が多く、そのほかTOTOのデヴィッド•ペイチなども参加しています。 ドゥービー作品の中では最もジャズ寄りで、当時の洗練されたロックを追求した結果と思われます。 「ドゥービー」ってスラングで「マリファナ煙草」を意味するんですが、もはやそのバンド名もそぐわないほどオシャレに変貌してしまいました。 https://youtu.be/TYo5-EUE65E?si=okqTC8EFQDYDg3xB
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1977年犬がミケの一族
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赤い絆(レッド•センセーション)/口約束 / 山口百恵
EP や 88円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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キャンディ❤️キャンディ / 堀江美都子とザ•チャープス
アニメ「キャンディ❤️キャンディ」の主題歌。 原作者である水木杏子と作画のいがらしゆみこの間で著作権問題が起こり、現時点でビデオ化やDVD化もされていません。 テレビで再放送されることもないので、観れるのはYouTubeくらいでしょうか? 主題歌は上記の版権問題に該当していないため、テレビなどでカバーされたり、堀江美都子が歌うこともあります。 作詞は原作者の名木田恵子(水木杏子はキャンディ•キャンディのみで使用されている名木田恵子のペンネーム)ですが、久しぶりに聴いてみて、A面もさることながら、B面の「あしたがすき」も名曲であることを思い出しました。 漫画としても歌としても、後世に継がれ続けるべき名作です。 https://youtu.be/txvArKuCRXA?si=qqqCVDkMFpO9Rcbh
EP き 330円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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MOMOE IN KOMA / 山口百恵
LP や 550円 ブックオフ 2023年9月犬がミケの一族
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SPACY / 山下達郎
なかなかのプレ値が付いてしまった半透明な帯が魅力的な山下達郎の2ndアルバム。 昨今のアナログ盤ブームに乗って、発売46年目でのリマスター再発売となりました。 海外レコーディングとなった1stアルバムでの経験を活かし、限られた予算内で制作しなければならない過程の中、のちの特技となる多重録音が生まれました。 聴く側としてのマニア体質と作り手としてのマニア体質がビシバシと核融合する名盤です。 ジャケットアートワークは今回もペーター佐藤。 アクリルブロックを並べて、当時まだ出始めだったカラーコピー機を使って制作されました。当時、帯を半透明な仕様にしたこだわりも含め、初期のアルバムジャケットの傑作です。 いつかオリジナル盤も手に入れたい一枚ですね。 https://youtu.be/653CZe1rRKg
LP や 4400円 Amazon 2023年8月犬がミケの一族
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HEROES / DAVID BOWIE(紙ジャケCD)
ジャケットを見ただけで名盤のフェロモンを感じるボウイのベルリン三部作第二弾。 制作は前作「ロウ」に近い時期で、インスト曲が多い点など共通点も多く姉妹品のような位置付けですが、ブライアン•イーノのプロデュースが更に際立ったせいか、こちらの方がよりロックでニューウェーブな印象を受けます。 美しすぎるジャケットアートワークは日本人の鋤田正義、ボウイに同行し撮り貯めた写真の一枚が採用されました。 https://youtu.be/lXgkuM2NhYI
紙ジャケットCD D 2600円 DISC UNION 2007年2月犬がミケの一族
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LOW / DAVID BOWIE(紙ジャケCD)
ベルリン三部作とされるブライアン•イーノとの共作第一弾。 ドラッグを断ち切るためドイツで療養していた際、クラフト•ワークやタンジェリン•ドリームといったジャーマンロックの影響を受け、当時流行だったニューウェーブのエッセンスも入れつつ制作されたアルバムです。 B面が全てインストゥールメンタルで作られているなど、当時の人気を踏まえればかなり攻めた内容になっていて、ボウイファンの中でも賛否が分かれる作品だと思います。 ボウイの凄いところは、いろんなジャンルの影響を受けつつもどっぷりは浸からないこと。 取り入れつつ、いつも「ああ、デヴィッド•ボウイだな」と思わせる個性と魅力があります。 https://youtu.be/yjCM_X3xpRM
紙ジャケットCD D 2600円 DISC UNION 2007年2月犬がミケの一族