生まれたところを遠く離れて / 浜田省吾

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愛奴脱退後のソロデビューアルバム。
シティーポップ路線だった愛奴と比較し、明らかに暗く思い内容のロックだったため、当時は全く売れなかったアルバムですが、今聴けば、時代に媚びず、やりたいことをやろうとした決意を感じます。
のちに再演する「路地裏の少年」もボーカルが幼いし、ロック寄りとはいえまだ結果を出していない頃、シュガーベイブやセンチメンタル•シティー•ロマンスっぽいアレンジ、歌い方が目立ちます。
ジャケットは吉田拓郎の「今はまだ人生を語らず」に似てますし、裏ジャケットはディランのFREEWHEELIN’を意識しており、となりにいるのは当時の彼女で、のちの奥方。これ、新宿ですかね?はちみつぱいの「センチメンタル通り」にも似ています。(音もはちみつぱいの影響あり?)
ライナーには珍しいサングラスを外した写真も載っています。

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