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REPLICA / VAUNDY
VAUNDYの2ndアルバムのアナログ盤は4枚組で全35曲、うち20曲が映画やドラマ、CMのタイアップ曲で、ほかにも1stアルバムからのセルフカバー(レプリカ)とAdoに提供した大ヒット曲のセルフカバー(レプリカ)を含み、その内容は単なるオリジナルアルバムというより、もはやベストアルバムのようです。 価格もそれなりに高く、買おうか悩みましたが、貯まったamazonポイントも使い半額程度でゲットしました。 PVにも多くの俳優が参加し、その人気と人柄がうかがい知れます。 https://youtu.be/-_PKhPMXMDY?si=5WVMgNevHXgVnwsG https://youtu.be/1FIhcdocT-k?si=YZgh3RYsqPkthnQE https://youtu.be/onhBN0qkUcE?si=rUaIz5_BcQL8wo49 https://youtu.be/7HgJIAUtICU?si=XNgD7kBSwlQcr9uH https://youtu.be/6h6AQbdTkaE?si=ZDd1w1xfreZ5IQxg https://youtu.be/XEEXE8Ei5SA?si=Pzd5_Sf-1tV6TcJd https://youtu.be/fjx_uy5eD8g?si=wNHmsyxBbulc6IN- https://youtu.be/V-gxqhWEbxI?si=Z47HOqR1tcf76gj7 https://youtu.be/7xRWOylrLfI?si=0pOaYU4dxQnEF4ks
LP は 8000円 Amazon 2024年1月犬がミケの一族
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卒業 / 長谷川きよし
長谷川きよしの4作目。 今聴くと如何にも70年代な匂いがプンプンしてきます。 とにかくギターがうまく、フルートなどの管楽器が艶と彩りを加えています。 中古で時折り見かけていて、300円で状態も良さそうだったので買ってみましたが、盤は良好なものの、中ジャケがかなりカビていました。 買う時はやはり事前確認が必要ですね。 今のところ、浅川マキプロデュースの15作目とこちらのみ所有していますが、あとは荒井由実の「ひこうき雲」をカバーした7枚目が気になっています。 キレイな状態のやつ、なかなかないんですよね。まあ、50年くらい前のものなんでしょうがありませんが。 https://youtu.be/oqsx2AdzOL0?si=EpR-OBmkDdIlIf_u
LP は 330円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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NATURAL HIGH / 原田真二
LA録音による原田真二の2ndアルバム。 ヒット曲はないものの、洋楽に聴こえるこのサウンドは、原田真二の才能の引き出しを増やすことになった作品だと思います。 アイドル視する日本のマスコミ、リスナーに背を向け一蹴するロックな一枚。 ラストは川のせせらぎがエンドレスでリピートします。 https://youtu.be/fwz-sp4HW78
LP は 198円 ブックオフ 2022年12月犬がミケの一族
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ネオン輝く日々 / 長谷川きよし
長谷川きよし作品の中でも異彩を放つ15作目。 プロデュースは浅川マキで、シングルカット曲は荒井由実作詞。 男性版浅川マキといった雰囲気のアルバムで、ふたりががっぷり四つで組んだ名盤です。 発売から20年間CD化もされませんでした。 浅川マキの死後、その存在が再注目されたことで私も知り、たまたま中古で見つけた次第です。
LP は HMV 1983年犬がミケの一族
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TOWN GIRL BLUE / 浜田真理子
松江市在住のシンガーソングライター、浜田真理子の6作目。 プロデュースは久保田麻琴。 アナログな音にこだわった結果、久保田麻琴にたどり着き、彼のスタジオで録音されています。懐古的なテーマから、ジャケットにも自身の幼少期の写真を使い、ルーツとなる音楽を辿りながら、今鳴らせるアナログサウンドを久保田麻琴と構築しています。 帯がきは久世光彦のエッセイを舞台化した際共演した小泉今日子が担当しています。 針を落とし、ゆっくりとした時間を過ごすにはぴったりな作品です。
LP は 3500円 2017年2月 2017年犬がミケの一族
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mariko / 浜田真理子
松江市在住のシンガーソングライター、浜田真理子のデビューアルバム。当時は500枚限定のインディーズ作品でしたが、テレビ「情熱大陸」で取り上げられたことで知名度が上がり、発売20周年でアナログ化されました。 ピアノ弾き語りのシンプルな作りですが、その歌声の説得力によりとても重圧に聴こえます。アナログ化にあたっては久保田麻琴がカッティングマスター編集を施しています。
LP は 4650円 2018年11月 1998年犬がミケの一族
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HALMENS DELUXE / ハルメンズ
ハルメンズの活動凍結後に発売されたベストアルバム。 ハルメンズはのちにパール兄弟とヤプーズに分かれ、ゲルニカを並行でやっていた上野さんはゲルニカに専念します。 帯には戸川純フィーチャーリングとありますが、このほかピチカートファイブに加入する前の野宮真貴や、佐野元春と活動していた佐藤奈々子なども参加しており、プロデュースは鈴木慶一が行なっています。 戸川純が売れたこと、その中にはハルメンズのカバーが多く含まれていたことから発売されたと思われる企画アルバムで、「昆虫群」「レーダーマン」「電車でGO」「母子受精」など、戸川純好きを狙った選曲になっています。 ニューウェーブ全盛期の音で、戸川純とはまた違った印象を受けるオリジナル楽曲が聴きどころです。
LP は HMV 1984年犬がミケの一族
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ROAD TO LOUISIANA / HARRY & MAC
細野晴臣と久保田麻琴による1999年のユニット唯一のアルバム。 両者のルーツでもあるアメリカ南部の音楽を辿るロードムービーのような作品。 録音は東京、LA、ニューオリンズで行われ、ジム•ケルトナーやザ•バンドのガース•ハドソンも全面協力しており、サンディーも一曲参加しています。 ティンパン•アレイや夕焼け楽団の頃には出せなかった深みと哀愁のあるサウンドが魅力の名盤です。
LP は 3059円 RECOFAN 1999年犬がミケの一族
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BIRTHDAY ALBUM / 原田知世
原田知世のデビューアルバム。 アルバムと言っても5曲入りのミニアルバムですが、「時をかける少女」〜「ダンデライオン〜遅咲きのタンポポ」で歌手としても人気が出てきた流れを逃さないよう急拵えで作られたのでは?と思われます。 当時の角川映画の女優さんは、薬師丸ひろ子も含め、癖のない透き通った歌声が魅力ですし、原田知世とユーミン、大貫妙子の組み合わせは非常に良い効果が表れています。
LP は 108円 ブックオフ 1983年犬がミケの一族
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MODERN VISION / 原田真二
原田真二のトータルコンセプトという名のゴッタ煮アルバム。 渡米の経験をもとに、和と洋の融合、様々なジャンル音楽の融合をめざしたもの。イメージ的には当時のトレヴァー•ホーンやジェフ•リンを意識し、曲によってはスティーヴィー•ワンダーやニューウェーヴ、歌謡曲やジャズも顔を見せます。 ライブも演劇風な演出を多用し、ユーミンのシャングリラやコンパートメントよりも先に「魅せるコンサート」を取り入れるきっかけともなった作品です。 当時はお金がなくて、貸しレコードをテープにダビングしてヘビロテしてました。 私的にはこのアルバムが彼の最高傑作です。
LP は 108円 ブックオフ 1984年犬がミケの一族
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SAVE OUR SOUL / 原田真二&クライシス
一年間のアメリカ留学と結婚を経て発売された6作目。 海外進出も視野に渡米したが、日本を離れたことで日本の良さを再認識し、和楽器とロックの融合を考えるようになった。 また、アイドル扱いされることへの拒否反応として、ポップさを控えていた気持ちにも変化が現れ、よりナチュラルに音楽と向き合う姿勢が見られるようになったターニングポイントとなる作品がこちら。 先行シングル「雨のハイウェイ」は久しぶりに松本隆作詞で、当時聴いた時は原田真二復活!と思いビビッと来たのを覚えている。 和楽器との融合が最も顕著なシングル「愛して、かんからりん」は残念ながら未収録だが、起死回生となったアルバムであることは間違いない。 ちなみに、渡米したアーティストといえば佐野元春が有名だが、渡米した時期という点では、ヒップホップやポエトリーリーディングのムーブメントも体験できた佐野元春の方が運も良かった。また、ハートランドの古田たかしは兼務でクライシスのドラマーでもあり、彼曰く原田真二と佐野元春の思想はかなり似ているらしい。誰もやっていないことの先駆者、思いもよらない行動がのちのスタンダードになる点など、やはり二人とも天才肌なのでしょう。 ちなみのちなみ、前述の古田たかしは中学3年生の時にカルメン•マキ&OZに参加し、クライシス参加は高校3年生、翌年にはハートランドに加入しているので、この方も天才の一人。そののち、くるりやグレイプバイン、COCCOのプロデュースで有名な根岸孝旨らと自身のバンドDr. STRANGE LOVEを結成しています。
LP は HMV 1983年犬がミケの一族
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ザ•ベスト / 原田真二
2ndアルバム「natural high」発売の約半年後に発売された初のベストアルバム。 アルバム未収録のシングルも多く、それらを網羅しており、「シャドー•ボクサー」やスピッツもカバーした「タイム•トラベル」も収録されています。 原田真二はこの翌年、事務所を独立し、ジョン•レノンのプロデュースで3rdアルバム制作の企画が持ち上がりますが、ご存知の通り、その冬凶弾に倒れ実現しませんでした。 人生に’もしも’はありませんが、天才肌の人には得てしてこのような試練やターニングポイントが訪れます。 ちなみに2ndアルバムは、状態のよいものに巡り合えず、未だゲットできておりません。機会があれば是非。
LP は HMV 1979年犬がミケの一族
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FEEL HAPPY / 原田真二
原田真二の伝説的デビューアルバム。 先行シングル3曲がすべてヒットし、満を持して出されたアルバムだったので、当時はバカみたいに売れました。 当時10代だったためアイドル的な扱いを受けましたが、聴けばわかる通り、作曲は既に天才肌で、アレンジもこなしています。 全作詞は松本隆、プロデュースは吉田拓郎ですが、原田真二の個性が強すぎて、吉田拓郎の色は皆無です。単に吉田拓郎が見出したというだけと言ってもいいくらい。 原田真二はいくつかの不運があり、以降あまりヒットを出せなくなりますが、私はかなり好きなアーティストで、以降の作品もよく聴いていました。
LP は 108円 ブックオフ 1978年犬がミケの一族
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Miss YOKOHAMADULT / 原由子
原由子の2ndアルバム。 サザンでいうと「チャコの海岸物語」で「いとしのエリー」以来のヒットを飛ばした頃、本作からのシングル「恋は、ご多忙申し上げます」もオリコン5位となり、ソロ最大のヒットとなりました。 1stよりもバラエティーに富み、ラストの「ヨコハマ•モガ」では鮎川誠とのデュエットも聴けます。 本作収録の「いちょう並木のセレナーデ」にリスペクトを受け、小沢健二は「LIFE」に同名の別曲を収録しました。歌は全く別物ですが、イントロで拍手や口笛が入る部分はどちらも一緒です。 原由子のソロは、次作となる「MOTHER」が集大成となる傑作ですが、本作もなかなかの名盤です。
LP は 108円 ブックオフ 1983年犬がミケの一族
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はらゆうこが語るひととき / 原由子
サザンの「タイニー•バブルス」に収録された「私はピアノ」の歌唱が評判を呼び制作された原坊のソロデビューアルバム。 桑田佳祐プロデュースで、サザンからは松田弘、関口和之が、ほか斎藤誠も参加しています。 肩の力を抜いて、楽しみながら作られたんじゃないでしょうか? 確かなことは「原由子」という存在の大きさが証明されたことで、以後解散することなくサザンが活動し続けている核に原由子がいることは間違いありません。 ちなみにジャケットのイラストも関口和之によるものです。
LP は 108円 ブックオフ 1981年犬がミケの一族