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スニーカー•ダンサー / 井上陽水(紙ジャケCD)
高中正義と星勝が半分ずつアレンジした井上陽水の7作目。 逮捕後初となった前作「”white”」はやや神妙な面持ちでしたが、それと比べ、逮捕された心境を皮肉ってみたり、「事件」などという一見ストレートに自身を歌ったかのように見せて相撲協会がテーマの歌だったりと、初期の掴みどころのない軽快さが戻ってきた佳作です。 この頃には石川セリとの再婚で子供も産まれて、少しずつ自分らしさを取り戻していった時期だと思います。 A面1曲目表題曲で皮肉って、B面1曲目にヒットシングルの「なぜか上海」を持ってくる構成も見事ですね。 「スニーカー•ダンサー」https://youtu.be/1pwLdSQDK4A?si=PuMt4TxVgYXI3KVl 「なぜか上海」https://youtu.be/VTgp3BF7zp4?si=cvYH0wL8BEQQtlk3
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1979年犬がミケの一族
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SOLID STATE SURVIVOR / YELLOW MAGIC ORCHESTRA(紙ジャケCD)
イエロー•マジック•オーケストラ、2ndアルバムの紙ジャケ盤です。 過去に紙ジャケ化は二度されており、どちらの発売時も少しだけ買うにとどまりコンプはしておりませんが、買い漏れたものはのちにアナログ盤で買うという逆現象が起きております。 現在、アナログ盤も紙ジャケCDも持っているのはこの2ndだけなので、個人的な思い入れも、世間的な評価もこのアルバムが最も高いのではないかと思っております。 初回の紙ジャケ盤は定価も1890円と安く、あまりお金をかけずにミニチュア化したシリーズです。 同時期発売の荒井由実なども同様で、アルファレコードの名盤の数々がこの時期多く紙ジャケ化されました。 のちの紙ジャケCDはCDレーベルが当時のレコードのレーベルが施されていますが、初回紙ジャケ盤はジャケットをまるコピしたピクチャーレーベルになっています。 https://youtu.be/Yxep-gS-Btg?si=QRkfs-fo-895x8Ib
紙ジャケットCD い 1890円 1998年1月 1979年犬がミケの一族
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愛の嵐 / 山口百恵
EP や 110円 ブックオフ 2024年2月犬がミケの一族
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DISCOVERY / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA(紙ジャケCD)
ELOの8作目。世はディスコブーム真っ只中で、本作のタイトル「DISCOVERY」も「VERY DISCO」を並べ替えたものという話があります。 ストリングスメンバー3名はサポートメンバーへと格下げになり、ストリングスは大編成のオーケストラを採用。それ以上にシンセサイザーが多用された作品で、前作の人気もあり、本作はELO最大のヒットを記録します。 劇的にポップ度が増し、もはや別バンドのように進化していますが、ジェフ•リンが生み出すメロディーは、一聴してそれとわかるクオリティーを維持しています。 https://youtu.be/Up4WjdabA2c?si=YXPTms4bZL3BXCuj
紙ジャケットCD E 1890円 DISC UNION 2006年9月犬がミケの一族
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THE LONG RUN / EAGLES(紙ジャケCD)
イーグルス史上最も難産となった6作目。 当初2枚組として企画されたアルバムは、最終的に1枚ものとなり、発売も1年遅れることになりました。 様々なジャンルを散りばめる予定が、規模縮小により、結果的に散漫と感じる内容になってしまい、セールスはある程度伸びたものの、モンスターアルバムである前作を超えるには至らず、グレン•フライとドン•フェルダーの不仲や、曲作りのスランプがピークに達し、バンドは1980年に活動を停止。1982年、正式に解散が発表されました。 https://youtu.be/skC2GToR1uY?si=vIKaZCg7YTg4tCa4
紙ジャケットCD E 2100円 2004年10月 1979年犬がミケの一族
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TECHNOPOLIS / YELLOW MAGIC ORCHESTRA
YMOの1stシングル。 幸宏さんと教授が亡くなり最近また巷で聴く機会が増えた気もします。 amazonの輸入盤人気ランキングではいつも上位に居続けている「ソリッド•ステイト•サバイバー」はほんと歴史的名盤だし、永遠に聴き継がれていくでしょう。 一昨日から明日まで、いつも行くブックオフがアナログ盤20%オフのセールで、アルバムは持っているものの、シングル盤もいいかなと思い購入してみました。 https://youtu.be/28f6znYxFfM?si=lvy60-tmaLnCPN41
EP い 440円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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愛の嵐 / 山口百恵
EP や 88円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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COMMUNIQUÉ / DIRE STRAITS(紙ジャケCD)
ヒットした1stアルバムの流れを継承する2ndアルバム。こちらもヒットしました。 ニューウェーブ好きにも刺さるし、ディラン好きにも刺さる絶妙なバランスが、単純なジャンルの枠には当てはめられない感じがあり、ユニークな存在になっていたと思います。 ヒットシングルの邦題は「「翔んでる!レディ」 これ絶対、漫画「翔んだ!カップル」から取ったと思うんですが、どうでしょう? https://youtu.be/BlD6jCGVU4A?si=pofAwvCMcWw_6zCh
紙ジャケットCD D 2800円 2008年10月 1979年犬がミケの一族
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LODGER / DAVID BOWIE(紙ジャケCD)
ボウイとイーノがタッグを組んだベルリン三部作の第三弾。 実際にはスイスのモントルーでレコーディングされていますが、イーノとの共作ということでまとめられることが多い作品で、新たにエイドリアン•ブリューが参加しています。 前二作はほぼ同時期に制作されていますが、本作発売までは2年のブランクがあり、インスト曲はないものの、イーノによるプロデュース色が強く、三作の中では最もイーノの着色が濃く出たアルバムだと思います。 特にA面は実験的かつ斬新で、新たなスタイルを探すボウイとイーノの熱量を感じます。 https://youtu.be/eszZfu_1JM0
紙ジャケットCD D 2600円 DISC UNION 2007年2月犬がミケの一族
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X-STATIC / DARYL HALL & JOHN OATES(紙ジャケCD)
ジャケットの雰囲気からも明らかに大きな変化が起きた8作目。 プロデュースは引き続きデヴィッド•フォスターですが、世間のディスコブームやニューウェーブの台頭を受け、そういったものに飲まれるのではなく、あくまでもエッセンスとして取り入れた作品。 邦題が「モダン•ポップ」となったためニューウェーブ感が薄まってしまいましたが、本作はやっぱり「X-STATIC」であってXTCやYMOあたりも完全に意識しています。 https://youtu.be/xodVMzI79mA
紙ジャケットCD D 2100円 2002年4月 1979年犬がミケの一族
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AUNT SALLY / AUNT SALLY(紙ジャケ)
確か、ディスクユニオンだったと思います。 今作の初CD化に伴い特典として付いてきたのがこの紙ジャケットだったかと。 高校時代、セックス•ピストルズに衝撃を受けたPhewは1977年夏に渡英し、多くのパンクバンドを体感し帰国。1979年に結成したアヴァンギャルドなパンクバンドがアーント•サリーです。 当時、怖いもの見たさでCDを買った記憶があり、一聴では理解できない難解さと麻薬性がありました。Phewの残した奇跡は戸川純やミドリ(後藤まりこ)へと継承されていったと思います。(Phewもまだ現役ですが) 処方箋)ドイツロックも少し嗜んでから聴くと良さがわかります。 https://youtu.be/88qhJ5BNG0o
紙ジャケットCD あ 特典 DISC UNION 2002年犬がミケの一族
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LONDON CALLING / THE CLASH(紙ジャケCD)
クラッシュ人気が一気に覚醒した傑作3rdアルバム。 プレスリーのデビューアルバムをオマージュしたジャケットがあまりにも有名です。 撮影は女性写真家のペニー・スミス。1979年9月21日にニューヨークのパラディウムで行なわれたライヴ中にベースギターを叩き壊しているポール•シムノンを写したもので、撮影当時ペニーはポールの振りかざしたベースにぶつかるのを恐れて遠目から撮影したため写真がややボヤけてしまいボツ作品と考えたそうですが、ジョー・ストラマーが気に入り採用されたとのこと。 今ではパンクを、そしてロックを語る上では欠かせない代表格となるアートワークになっています。 また、内容的にもパンクの枠にとどまらず、スカやレゲエ、ロカビリー、ポップスの要素も取り込むことで一枚のレコードには収まらない内容となりましたが、本作をより買い求めやすい形にしたいと考えたメンバーは、12インチのシングルをアルバムのおまけとして無料で封入することができるかとレコード会社に問い合わせ、経営陣の同意を得ることで、イギリスでは、まんまと2枚組アルバムを1枚もののアルバム価格で発売することに成功しました。 こういったところにもクラッシュの反体制主義、リスナー重視の姿勢を垣間見ることができます。 https://youtu.be/EfK-WX2pa8c
紙ジャケットCD C 2835円 2004年11月 1979年犬がミケの一族
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LONDON CALLING / THE CLASH(Limited Millennium Edition)
UKコロンビアレーベルが発売した輸入盤紙ジャケCDシリーズのカタログNo.10がこのクラッシュの3rdアルバム。 日本盤の紙ジャケはダブルジャケットのCD2枚組ですが、こちらはジャケットもシングルでCDも1枚にまとめられています。 細部にこだわる日本人と利便性を重視する西洋人の違いがよく現れています。 CD的にはかけ換えず最後まで聴けるこちらの方が便利ですね。 https://youtu.be/aUzBgeI5dpc
紙ジャケットCD C 1999年 1979年犬がミケの一族
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PEARL HARBOUR ‘79 / THE CLASH(紙ジャケCD)
2ndアルバムのヒットを受け ようやくアメリカと日本でも 1stアルバムが発売されることになり 4曲削除、7曲追加されたものがこちら。 1stから2年後、2ndから1年後の発売となりました。 紙ジャケ化にて、ジャケット全体を包む全身帯や 付属シングルも再現されています。 https://youtu.be/AL8chWFuM-s
紙ジャケットCD C 1890円 2004年11月 1979年犬がミケの一族
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CHRISTPHER CROSS / CRISTPHER CROSS
邦題「南から来た男」、フラミンゴがトレードマークなクリストファー•クロスのデビューアルバムです。 ジャンル的にはAORではなくソフトロック。参加ミュージシャンも豪華で、当時はピンク•フロイドの「ウォール」をおさえてグラミーの最優秀アルバムを獲得しました。 日本でもかなり売れたので中古レコードでもよく見かけます。 当初は顔を隠しプロモーションしていましたが「セイリング」のヒットもあり、顔を隠し切ることが困難となり2ndアルバムのインナーでは顔出ししています。 主な参加ミュージシャンはこちら ラリー•カールトン(gt) ヴァレリー・カーター(vo) レニー・カストロ (per) ヴィクター•フェルドマン(vib,per) チャック•フィンドレー(trumpet) ジェイ•グレイドン(gt) ドン・ヘンリー(back vo) ジム•ホーン(sax) エリック•ジョンソン(gt) ジャッキー•ケルソ(sax) ニコレット•ラーソン(back vo) マイケル•マクドナルド(back vo) https://youtu.be/9PnXcP8ZI7M
2600円 2012年4月 1979年犬がミケの一族