ミュンヘンの12人/ 松平康隆著

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 この本の著者である元全日本男子バレー監督の松平康隆氏は稀代のスポーツプロデューサーだと私は思っている。最近で言うと、青山学院大学の原晋 駅伝監督と共通するものがある。
 1972年、ミュンヘンオリンピックに行く前に『負けてたまるか』という著書と『ミュンヘンへの道』というドキュメンタリーアニメのテレビ放送で全日本男子バレーの応援を思いっきり煽り、金メダルを獲得して帰って来るやいなや、この『ミュンヘンの12人』で国内における男子バレーの人気を不動のモノにした。
 後にも先にも全日本男子バレーの『金メダル』はこの1回だけ。 やろうと思っても真似できるモノではない。きっと張本氏でなくても『あっぱれ』を3つはあげちゃうだろう。(^^;;
ちなみに、おもて表紙は左上から、木村・大古・島岡・森田・南・横田。 ウラ表紙は左上から、猫田、西本、深尾、中村、野口、佐藤だったと思う。

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