Lepidolite レピドライト(1)

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リチア雲母とは、独立した鉱物名ではなく、同じような性質を持つ鉱物グループの名前である。
リチウムを含んでいるため、電池などの製造に使用されるリチウムの原料になる。
また、微量の放射性同位体元素ルビジウムを含んでおり、これを利用してリチア雲母を含む岩石の生成年代を知ることができる。
鱗雲母、紅雲母とも呼ばれる。

レピドライトと言う名前は、独特の鱗状の外観になることから鱗を意味するギリシャ語の「レピス」から名付けられた。

リチウムと珪素が多くなるとトリリシア雲母、アルミニウムが多くなるとポリリシア雲母と呼ばれる。

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