ファンとアンチの狭間で ～ VOL.25 美女と野獣⑦

＊なんでこんなことを綴っているのかはこちらをご覧ください

　ファンとアンチの狭間で ～ 本当の自己紹介

******

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.19 美女と野獣①

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.20 美女と野獣②

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.21 美女と野獣③

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.22 美女と野獣④

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.23 美女と野獣⑤

*ファンとアンチの狭間で ～ VOL.24 美女と野獣⑥

最後はどこにも分類できなかった小噺をオマケで。

いろんな話を徒然に。

・あえてのチップ

こんなに似たような顔の"完璧な"兄弟がいっぱいいるのに、モーリスにもベルにもお茶を出すときにはあえてのチップ（欠け食器）。

実はそんなに歓迎されてない？（笑）

・もはや妖怪

お城には呪いによっていろんなものに姿を変えられて召使いたちがいます。

野獣がモーリスを「強制釈放」した際に登場するのは、おそらく馬車の荷台に姿を変えられたであろう召使い。

車輪が付いてるわけでもなく、馬に繋ぐでもなく、四本足で自力歩行します。

その様はまるで蜘蛛のごとし。

シャカシャカと町まで歩いていきます。

だいぶ怖い・・・（笑）

この姿に変えられた召使いは外で待機がデフォルトなんですかね。

冬の夜は冷え込んで辛かろうに。。。

ちなみに新エリアにもちゃっかり登場してます。

見かけたら労ってやってください（笑）

・涙のワケは・・・？

美女と野獣、クライマックスシーン。

ガストンとの死闘で命を落とす野獣と縋りつき涙を流すベル。

次のシーンで最後のバラの花びらが舞い散り、バラは完全に枯れます。

それを見ていた召使いトリオが悲しみで涙を流します。

・・・ちょっとまって。

なんでバラの花びらが散ったのを見て召使いは泣いてるの？？？

オー・ヘンリーの『最後の一葉』みたいに「最後の一枚が散ったら死ぬんだ・・・」的な『バラ＝命』の設定だったのなら話はわかるよ？

でも違うよね？

あくまで『バラ=呪いを解くまでのリミット』だったよね？

ということは、バラが咲いてようが咲いていまいが野獣が死んだ時点で条件未達で呪いは解けなくなるんだよね？

にもかかわらず野獣の死で涙を流すのではなく、バラが散りきったことで泣いたってことは

ご主人様の死よりわが身の呪いが解けないという事実がショックで泣いたと解釈する方が正しい気が。

最後の最後で召使いズの薄情な一面を垣間見た気がしたシーンでした（笑）

・この人たちは誰？？？

一番最後のシーンです。

無事に呪いも解けてみんなハッピーエンドという感じのシーンなんですが、舞踏会の参加者をよく見てみてください。

手前には人間に戻ったいつものメンバーがいますが、それ以外はみんなドレスなどの正装で参加しています。

一体、この人たちは誰なんでしょう。

元王家と言えどこの城は10年近く"鎖国"を敷いていたし、10年前の王子は人としてあんまりな性格だったらしいので、こんなに気軽に呼べる友達がたくさんいるとは思えません。

そうすると映画の中で出てきたたくさんの召使いたち？

でもいつものメンバーは"仕事着"なのに、他の召使いたちはちゃっかりめかしこんだってことでしょうか。

「召使いグループLINE」でいつものメンバーはハブられてるんでしょうか。

最後の最後まで「謎多き作品だ」と思わずにいられないエンディングです。

#2020年

#ファンとアンチの狭間で

#壮大なひとり遊び

#美女と野獣

#最後まで謎がいっぱい

#求む名探偵