小樽の歴史的建造物

初版 2022/06/20 23:21

改訂 2022/06/23 23:10

小樽で撮った写真を整理していたら、レトロな建物の写真が結構な枚数あって、

撮りっ放しもなんなので、一つ一つ調べて記録しておこうかと...

一部、モノ日記「小樽散歩」と重複しますが...😅



国指定重要文化財


旧三井銀行小樽支店



建築年:昭和2(1927)年

構造:鉄骨鉄筋コンクリート造

建築時の用途:銀行

現在の用途:美術館「小樽芸術村」

花崗岩を積み上げ石造を模した外壁、ギリシア・ローマ風のデザインを取り入れた装飾、鉄骨で支えられた営業室の大空間と吹き抜けの回廊など、翌年に完成した本店(東京)とほぼ同じスタイルで建てられており、大金庫室や地下貸し金庫室など、銀行営業当時の雰囲気をよく残しています。



国登録有形文化財


JR小樽駅



建築年:昭和9(1934)年

駅前の急傾斜のアプローチを改良するため、本屋背面の2階にプラットホームを設ける上下構造を採用しています。

外観は昭和7年に完成した東京の上野駅をモデルにしており、国内に現存する数少ない昭和初期の鉄筋コンクリート造の近代駅舎として貴重です。



小樽市指定有形文化財(建造物)


日本銀行旧小樽支店



建築年:明治45(1912)年

建築時の用途:銀行

現在の用途:日本銀行旧小樽支店金融資料館

尖塔を四隅に配するいわゆる「辰野式」のレンガ造りの外観に、鉄骨構造やモルタルなど当時の最先端技術を集結させた、色内銀行街を代表する建造物です。



小樽市指定歴史的建造物


第5号 旧百十三銀行小樽支店



建築年:明治41(1908)年

構造:木骨石造2階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:小樽浪漫館

寄棟、瓦屋根で、角地に玄関を設け、上部にギリシャ建築を思わせる飾りを配しているのが特徴です。



第6号 旧北海道銀行本店



建築年:明治45(1912)年

構造:石造2階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:小樽バイン

銀行建築独特の重厚さをもち、玄関や窓まわりの石組みデザイン、コーナー部分や窓の間隔の変化などが特徴です。



第7号 旧名取高三郎商店



建築年:明治39(1906)年以降

構造:木骨石造2階建

建築時の用途:店舗

現在の用途:大正硝子館

角地に建ち、西側と南側に開いた形で防火のための袖壁(うだつ)を設けています。外壁には札幌軟石が使用されており、上部壁体を鉄柱で支える構造となっています。

小樽の明治後期の代表的商家建築です。



第8号 旧岩永時計店



建築年:明治30(1897)年代

構造:木骨石造2階建

建築時の用途:店舗

現在の用途:小樽オルゴール堂堺町店

屋根の装飾、軒の繰り型など細部にもデザインが施され、瓦葺き屋根を飾る一対の鯱は商店では珍しい装飾であり、当時の小樽商人の意気込みが感じられます。

小樽市都市景観賞を受賞しています。



第9号 旧第百十三国立銀行小樽支店



建築年:明治28(1895)年

構造:木骨石造1階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:オルゴール堂海鳴楼

平屋建ての比較的小規模な建物ですが、寄棟の瓦屋根に「トンガリ」飾りを付けた和洋折衷の構成で、明治の面影を良く伝えています。軒下に刻まれた分銅模様のレリーフが百十三銀行のシンボルです。



第13号 旧小樽倉庫



建築年:明治23(1890)年〜27(1894)年

構造:木骨石造1階建

建築時の用途:倉庫

現在の用途:小樽市観光物産プラザ

色内地先の埋め立て直後に建てられた営業用倉庫のひとつ。

北側を市博物館、南側を運河プラザに活用、公開されています。



第17号 旧共成(株)



建築年:大正4(1915)年

構造:煉瓦造2階建

建築時の用途:店舗

現在の用途:小樽オルゴール堂

明治24年創業の共成(株)は北海道有数の精米、米穀商でした。

メルヘン交差点、かつての有幌倉庫群入口にあたる角地に位置します。

壁の褐色の煉瓦、アーチ状窓のキーストーン(要石)や開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどが特徴です。

小樽市都市景観賞を受賞しています。



第18号 旧三菱銀行小樽支店



建築年:大正11(1922)年

構造:鉄筋コンクリート造4階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:小樽運河ターミナル

かつて、北のウォール街といわれた地区の中心に位置しています。

1階正面には、ギリシャ・ローマ建築様式を表すように6本の半円柱が並んでおり、この建築を特徴づけています。



第19号 旧安田銀行小樽支店



建築年:昭和5(1930)年

構造:鉄筋コンクリート造2階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:新聞社

ギリシャの建築様式をもった昭和初期の典型的な銀行建築であり、重量感あふれる円柱が特徴です。



第21号 旧木村倉庫



建築年:明治24(1891)年

構造:木骨石造2階建

建築時の用途:倉庫

現在の用途:北一硝子三号館

小樽港の繁栄を示す大規模な石造倉庫で、当初は鰊漁場の中継倉庫でした。

内部は中央廊下をはさんで二つの倉庫に分けられ、その廊下には港から引き込まれたトロッコのレールが今も残されています。

小樽市都市景観賞を受賞しています。



第24号 旧第一銀行小樽支店



建築年:大正13(1924)年

構造:鉄筋コンクリート造4階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:ミユキソーイング(株)

かつて、北のウォール街といわれた地区の中心に位置しています。

外観デザインは飾り気のない壁面に改変されていますが、当初は道路側2面に3階通しの大オーダーが立てられていました。



第31号 旧北海道拓殖銀行小樽支店



建築年:大正12(1923)年

構造:鉄筋コンクリート造4階建

建築時の用途:銀行

現在の用途:小樽芸術村似鳥美術館

小樽経済絶頂期に建設され、三菱、第一各銀行小樽支店と共に北のウォール街の交差点を飾っています。

銀行と貸事務所を併設する当時の道内を代表する大ビル建設で、銀行ホールには2階まで吹き抜けで、6本の古典的円柱がカウンターに沿って立っています。

初期鉄筋コンクリート造建築の道内主要遺構でもあります。

小樽市都市景観賞を受賞しています。



第52号 旧荒田商会



建築年:昭和10(1935)年

構造:木造2階建

建築時の用途:事務所

現在の用途:小樽芸術村ステンドグラス美術館

石造倉庫が軒を連ねていた小樽運河沿いに建ち、背面の旧高橋倉庫や左隣りの旧通信電設浜ビルなどと中庭でむすび、歴史的景観のまとまりを創っています。



第63号 旧篠田倉庫



建築年:大正14(1925)年

構造:木骨煉瓦造2階建

建築時の用途:倉庫

現在の用途:小樽運河レストラン輝

小樽運河の海側に建ち、連続した倉庫群を形成する主要な建造物です。

煉瓦の壁は、周辺の石やコンクリート壁に対して景観のポイントになっています。



第85号 旧北海雑穀株式会社



建築年:明治42年以前

構造:木骨石造2階建

建築時の用途:店舗

現在の用途:小樽硝子の灯・彩や

瓦葺の切妻屋根、開口部には鉄扉が納められ、正面両脇には、小屋根付きの袖壁が設けられています。

堺町通りに建つ明治時代の貴重な建物のひとつです。



この小樽市指定歴史的建造物というのが沢山あり、現時点で指定番号第1号から第85号まであります。


そのうち撮影したのが15棟。全てが建築時の用途と現在の用途が変わっていますが、外観は、ほぼ当時のまま使われているようです。


あと70棟、フルコンプしたい欲求に駆られます😅

札幌に行くことは、これからも何度もありそうなので、その都度小樽にも行けば...

って無理~!😆



おしまい(^^)



#2022年

#小樽

#歴史的建造物

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