Boeing 727-100 プロトタイプカラー

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米国ボーイング社製
1963年初飛行、1964年就航開始
胴体を6m程伸長した200型は1967年に登場
乗客数は100型が約140名、200型が約180名
航続距離はおよそ各4,300kmと3,000km

1956年それまでのDC-4等プロペラ旅客機の代替ジェット機として開発開始された短・中距離旅客機。
エンジン故障時の安全性や小さな空港での推力増強の理由から後部3基エンジンレイアウトやT字尾翼といった特徴的なスタイルだが、胴体は同社の707機と共有コンポーネンツを使用している。

ローカル線を含め世界中の航空会社で運行され、純旅客機としては当時最多の1,800機程が生産された傑作機。
国内では全日本空輸、日本航空、日本国内航空で就航し当時は日本中の空港で多く見られた。
また1970年に起きた日航よど号ハイジャック事件の機体としても有名。
最初の100型は1973年に、また200型は1984年に後継となる同社の767機や他社のMD-80機の登場により生産終了。

写真のミニチュアモデルのカラーリングは航空会社では無く、ボーイング社の販売時のプロトタイプカラー。

※5枚目写真は同スケールのB747-200(ジャンボ初期型)との大きさ比較。

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