白い背景、そして私の色

ずっと思ってたのですが、

私の収集物の写真はなんか暗いと。

いや技術的な話しとか性能の問題とかそんな高尚なレベルのモノでは無く、そこはめんどくさがりやの私がスルーしている部分で、机の上で普段持ち歩いている携帯電話で撮るのが前提の話。

では何がというと、それは『背景』にあるのかなと思ったわけです。

これまで石畳を模したような暗灰色のディスプレイマットの上にミニカーを置いて撮ってたのですが、それはそれでまぁ対象がクルマだから石畳でいいんじゃねぇと。

ただ気になったのが、対象物の色によって背景のその灰色が濃くなったり薄くなったり都度違うこと。

そしてミニカー自体も白飛びしたり色がべったりしたり、それこそ実物と違う色合になってしまったりと。

そこは気になったら普通ホワイトバランスとか露出とか色温度とかで調整すればよろしいんでしょうが、それがメンドイ。

ましてやミニチュア建物等のディスプレイを背景に置くスペースも無く、雰囲気の有る写真加工もセンスがイマイチ。

加えて何事にも時間のかかる不器用さ故、面倒な手順を踏むと長続きしない事は自分がよぉーく分かってらっしゃる。(汗)

で、これまたずーっと思ってた事なのですが、TWIN-MILLさんやts-r32さんのバックがホワイトのＨＷの写真はすっごいカッケーなんですね。

もちろん写真の撮り方にそれぞれ工夫が有ったり、それこそコレクション自体のモノの良さが有ったりもするのですが、そこんところは置いといてもＨＷ特有の派手なフレームスや渋いメタリックカラーが気持ちよく映えるんですね!

という訳でオリンピックを観に行けないヒマな連休、机に白の背景を適当に置き御二方の写真をイメージしながら白い背景でいくつか写真を試し撮りしてみました。

なんかヨサゲです。

黄色も赤も潰れません。

南部鉄の黒い地肌もイイ感じです。

ヒコーキの沼に入っても良いように試し撮りしときましょう。

フィギュアの沼も今後の展開では有るかもしれません。

音楽だって詳しくは無いけれどジャケ買い好きだし。

終いには鉱物やガチャの沼にも足を取られないとは言いきれません!

ここでいつものパターンで家人に写真を見せながらアドバイスを頂く事に。

「どうよ？　

今までと比べて明るくいいんじゃねぇ?」

家人アゴに手をやりながら、

「そうね、白はいいかもね…。　

花嫁が色の無い白無垢を着るのは嫁いだ先の色に染まるようにだって。

飽きっぽくて色んなモノに手を出したい人には色々染まっていいんじゃない。」

いや、そっちじゃなくて。

でも、まあそういう見方も有るか…。

決めました、白の背景に変えましょう!

私の沼は浅くて広い。

色んな色に染まり、やがて己の色に成ることを願って止まない。

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