日豊本線 幸崎〜南宮崎間電化開業直前のダイヤなど 交通公社の時刻表 1974年 3月号

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交通公社の時刻表 1974年(昭和49年) 3月号
表紙は山陰本線を走る特急まつかぜ号。キハ82系のロングラン、長編成を山陰本線で見られる列車の一つでしたね。

この号では、お知らせ欄に「日豊本線の幸崎〜南宮崎間電化」のお知らせが入っています。1974年4月10日に電化開業しましたが、この号ではその電化開業前のダイヤが見られます。その日豊本線の紙面でピックアップしたのは、特急日向号。このダイヤ改正をもってDC特急からEC特急に切り替わりました。キハ82系10両編成から、485系11両編成への切り替えです。どちらも超大編成。当時のその勇姿を見てみたかった。

その他、この時期春スキーの臨時列車も多数設定されていました。
当時のスキー列車の中でも、レアなものを3列車ピックアップしました。
・両毛石打スキー号 →翌年以降は「両毛スキー号」に改名しました。おそらくこの名称だったのは1974年のみのはずです。
・おくみの銀嶺号 →これも1974年のみ確認できた列車。越美南線に設定された臨時列車です。
・九州銀嶺号 →1974年、1975年の2シーズンのみ設定のようですが、米子〜熊本間の設定はこの1974年のみでした。ちなみに同じ区間で設定されるスキー列車が再登場するのは1987年の快速ビッグスキー大山号の誕生を待たねばなりません。

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