つくば万博関連の臨時列車掲載など 交通公社時刻表 1985年 5月号

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交通公社時刻表 1985年(昭和60年) 5月号

表紙は、山陽本線を走る115系3000番代です。115系の乗降用扉が両開き2扉となっているのが、外見上の一番の特徴でしょうか。ひろしまシティー電車用に改造され、文字通り広島地区で運用されました。
時刻表の表紙サブタイトルには、国鉄運賃・料金の改定のお知らせが。

さて、時刻表紙面ですが、グラビア、特集ページともに「つくば万博関連」を紹介しておきたいと。
万博臨時列車「エキスポライナー号」は元より、万博中央駅から会場までの連接バス「スーバーシャトル」、列車ホテル「エキスポドリーム号」、はたまたヘリコプター輸送のダイヤまでも。鳴り物入りで万博アピールと会場輸送を支えようとしていたことがよくわかります。

ピックアップしたのは、α列車の存在。この時期(おそらく1985年3月ダイヤ改正以降)の時刻表紙面ではよく見かけるマークですが、ご利用状況によっては運転取りやめを行う列車、という記載が。要は国鉄が乗客利便向上を図るために「試験的」に設定した列車です。結果殆どの列車は定期列車に昇格した、という記事をみかけました。

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