木村芳郎 碧釉盃

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何年か前に青い釉薬の綺麗さが気に入って手に入れたもの。

木村芳郎
(1946~)
愛媛県出身の陶芸家。
「碧釉(へきゆう)」と呼ばれる独自に開発した鮮やかな透明感のある深いブルーの釉を使い、シンプルで柔らかい線を描く現代的なフォルムの作品に定評のある作家として知られている。

岡山商科大学商学部に在学中の頃、禅や茶道に関心を持ち、総社市にある宝福寺に通い詰めるようになる。
宝福寺の老師から「一流のものに触れなさい」と諭され、学校を卒業すると焼物の名品を見るために日本全国、世界各地を旅する。

その時に自身の目で見た「サハラ砂漠で見上げた黒いほどに青い空」や「エーゲ海のどぎついほど濃密な青」など、様々な青の風景に魅了され、それを作品に反映しようと紺碧の釉薬の研究に取り組み、ついに代表作である「碧釉」を完成させた。

(以上参考 https://iwano.biz/sp/tea/tea-ka/post_143.html より)

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