What's up Tiger Lily? DVD (ポーランド版)

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映画『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
“どうしたんだい、タイガー・リリー? ”(日本未発売なので、正式な邦題ではありません)
 
ウディ・アレンの初期作品です。
東宝のスパイ映画『国際秘密警察』シリーズを再編集し、アフレコして物語を改変した作品。
さらに、アレン自身が出演した映像や、MADなアレンジを加えたお遊びみたいな映画。
それでも、なぜか西欧では認知度が高いらしい。
ストーリーは、モテモテの敏腕スパイが、盗まれた「最高のエッグサラダのレシピ(?)」を奪還する!という、シュールな話(に改ざんされてる)
70年代の『モンティ・パイソン』や『ケンタッキー・ブライド・ムービー』に先駆け、“物語構造を破壊した映画”という事なのか?
オリジナルの出演者は、東宝特撮映画黄金期の顔がずらり。三橋達也、若林映子、浜美枝、水野久美、黒部進、天本英世、佐藤允など。

このDVDはポーランド製で、DVDと解説書が一体となった《デジブック》仕様。
アレンのフィルモグラフィ10ページ+作品解説6ページ+DVD(PAL)という構成
全25巻の映画作家シリーズの第3巻で、シリーズ・コンセプトは有名映画作家の初期作品集という感じだろうか?
しかし、スコセッシは『最後の誘惑』、黒澤明は『蜘蛛巣城』、デヴィッド・リンチに至っては『ストレイト・ストーリー』がセレクトされてて・・・ちょっと意図不明です(笑)

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