スター・ウォーズの続編小説「侵略の惑星」1978年刊

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小説「侵略の惑星」

原題“Splinter of the Mind's Eye”
アラン・ディーン・フォスター 著/小倉多加志 訳
出版:サンリオ/1978年7月30日発行/ハードカバー/300ページ/定価980円

『侵略の惑星』の原書『Splinter of the Mind's Eye』は、映画『スター・ウォーズ』公開翌年1978年2月12日に出版されました。
映画の続編『帝国の逆襲』の制作が決定するよりも前の(第1作の撮影と並行して書かれた)小説で、フォスターにる創作部分が多く、映画シリーズとは整合性の無いパラレルな物語となっています。

しかし、一部の設定やアイディアは映画シリーズに使われていますし、後に数多く出版されるスピンオフ小説の原点であるため、スター・ウォーズファンにとっては興味深い一冊と言えます。

カバー・イラストを描いたのは、スター・ウォーズのコンセプトデザイナーでもあるラルフ・マクウォーリー。
写真8枚目の日本版ハードカバーの巻頭イラスト(不時着したXウイングとルークを描いたアート)は、この後『帝国の逆襲』で公式ポスターを手掛けることになる生頼範義の作品です。

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