草薙素子 フィギュア(カバーver.)M.D.ONE 攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL

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草薙素子(カバーver.)- M.D.ONE 攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL
メガハウス/2003年6月発売/定価 385円
サイス:高さ 約7.5cm

ヤングマガジン海賊版に連載された、元祖・士郎正宗の「攻殻機動隊」コミックスのカバーに描かれた、主人公=草薙素子を立体化したフィギュアのです。
これを含め6種の造形X2色(フルカラー/メタル色)+1色(全13)のフィギュア。箱は同一なので、どのフィギュアかは買って開けないとわからない。

草薙素子の名は、三種の神器の一つ“草薙の剣”と、電子回路で重要な働きを担う“素子(そし)”との組合せだと思われます。
このフィギュアは、カバーアートの雰囲気をかなり上手く再現しているのでお気に入りです。

画像7枚目:箱の外観(表・裏)
画像8枚目:攻殻機動隊コミックス(全1巻)税込 1,000円
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【「攻殻機動隊」について 】

コミックスの初版が発売された1991年は(海外の小説以外に)説得力のある本格サイバーパンク作品が無かった時代。
そこに突如出現した(※)のが、電脳化された社会をハイレベルに視覚化した、士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」でした。

画期的作品で日本のエンタメ業界に大きな衝撃を与えましたが、少なくとも10年は時代の先を行くSFアクション漫画で、コアなSFや映画マニアにとってはドハマリする作品でしたが、一般的なマンガ読者にとっては《絵は凄いが小難しくて読み難い》作品だったと思います。

その後、1995年に物語を刑事ドラマのフォーマットに落とし込んで理解のハードルを下げた、押井守監督のアニメ版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が海外セールスで大ヒット。
国内でも再注目された結果、ファンが増え、時代も「攻殻」のデジタル世界に近づき、現在まで続く人気シリーズとなりました。それはご存知の通りです。

※補足
士郎正宗は、長編マンガ「アップルシード」等を関西の出版社(青心社)から、書き下ろし単行本という変則的なペースで発表していた、一種の同人作家で
今現在「アップルシード」の実質的最終巻となっている第4巻刊行の直後、1989年5月号から講談社の雑誌に連載を開始した「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」が、メジャーデビュー作となります。

(全文敬称略)

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    墨石亞乱

    2024/06/04 - 編集済み

    【余談】2026年に「攻殻機動隊」の新作アニメが公開されると、特報ムービーが公開されました。

    製作は湯浅政明率いる SCIENCE SARU。特報にはコミックの絵がそのまま使われていて、原作に準拠したアニメ化か!?と噂されています。

    CIENCE SARUは、カリカチュアした作画が得意なスタジオなので、個人的には期待半分、不安半分といったところです。

    https://youtu.be/Ix7QURhM7jE?si=HEnIAmnY2KrePoda

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