白梅(150グラム包)

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寒月の夜空と、それに咲く白梅という日本画的情景をみごとに線描でまとめた、タバコ意匠の傑作との評価が高い「白梅」。

専売制度開始以来の銘柄で、刻みタバコの最高級品ではありませんでしたが、愛好者が多かったことで知られています。作家幸田露伴(1867-1947)が逝去した際に、すでに製造されていなかった本銘柄を、小林勇(1903-1981、幸田露伴の担当編集者・女婿、のち岩波書店会長)が捜しまわったというエピソードがあります。

1932年10月1日~ ☆メートル法施行により40匁包より改装 1円25銭で発売開始
1936年11月11日 1円40銭へ価格改正【画像1】
1938年1月31日~  1円65銭へ価格改正
1939年11月16日~ 1円90銭へ価格改正

1939年10月 150g入製造中止

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